政治・経済・社会
菅内閣支持率高水準
安倍元首相の急な退陣表明の直後、安倍路線の継承者として誕生した菅義偉内閣。
各報道機関の世論調査で、朝日新聞では65%、NHKでは62%など軒並み6~7割という高い支持率を記録しました。
菅首相の「国民のために働く」とのメッセージが評価されたと政権側はみています。
2001年以降の発足直後の支持率を比べると、小泉、鳩山両内閣に次いで3番目に高い数字です。
早々に衆院解散・総選挙を期待する声もあがるなか、さまざまな事案にしっかりと取り組んで欲しいという国民の思いが反映されているのでしょう。
新婚世帯に60万円補助
内閣府が、来年度から結婚に際して新生活にかかる費用について上限を60万円に引き上げ補助する方針を固めました。
新婚世帯の家賃や敷金・礼金、引っ越し代などに適用され、また、夫婦ともに34歳以下、世帯年収約480万円未満などの条件を満たせば30万円まで補助される現行から倍額になります。
また条件も39歳以下、世帯年収約540万円未満へと緩められるとのこと。
晩婚化が進む中、経済的理由で結婚をあきらめることがないように後押しする狙いです。
少子化対策の一環でありながら、実施している自治体は全国の約16%にとどまっています。
東京都や福井、山梨、広島各県にいたっては実施自治体ゼロです。 内閣府は「モデル事業」を始め、参加する自治体への支援を増やすことで実施する自治体を増やす方向で動いています。
スポーツニュース
東京五輪は新型コロナに関係なく開催
「大会は新型ウイルスに関係なく行われ、来年の7月23日に開幕する」とコメントしたのは国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長。
来年に延期された東京五輪は新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関係なく開催され、同感染症を「克服した大会」になるだろうとAFPのインタビューで答えています。
「東京五輪は、テーマでもある津波被害による荒廃からの復興五輪になるはずだった」
「東京五輪はコロナウイルス感染症を克服した大会となり、トンネルの終わりに見える一筋の明かりになるだろう」と前向きなコメントが綴られ、日本側も2度の延期はないという意思を明らかにしていますが、日本の国民の4人に1人は来年の開催を望んでいません。
多くの方がさらなる延期か中止を望んでいる状況です。
大坂なおみが全米オープン優勝
テニスの全米オープン女子シングルス決勝。
大坂なおみ選手はビクトリア・アザレンカ選手に逆転勝ちで優勝しました。
これで3つ目となる4大大会(グランドスラム)タイトルを獲得したことになります。
大坂選手は試合後のインタビューで、「もうあなたと決勝では戦いたくない。
あまり楽しめなかった。
本当に大変だったから」と冗談交じりにアザレンカ選手に伝えました。
続けて、「子どもの頃、あなたがここでプレーするのをよく見ていたので、今日の試合にはとても感激した。
たくさん学んだ。ありがとう」と憧れの選手を讃えました。
今回言われなき迫害を受けた7人の方の名前を記した黒いマスクを着用することで、人種差別と警察暴力への抗議でも多くの称賛を得ています。
エンタメニュース
イベント定員制限を緩和
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大規模イベントの人数制限が緩和されることになりました。
収容率50%か、5000人の少ない方が上限だったコンサートやスポーツなどの人数制限。
今回の緩和で11月末までは1万人以上が参加するイベントも収容人数の50%まで入場を認めることになりました。
上限が50%なのはプロ野球やサッカーなどのスポーツ、ロックコンサート、キャラクターショー、ライブハウスなどの歓声や声援が想定されるイベントです。
クラシックコンサートや歌舞伎、能楽などの伝統芸能、演劇やミュージカル、入学式や成人式などの式典、映画館や博物館などの大きな歓声や声援がないイベントは、収容人数が5000人以下であれば100%入場可能になります。
収容人数が1万人以下であれば5000人まで、1万人を超える場合は50%が上限です。
人気漫画「鬼滅の刃」1億部突破
吾峠呼世晴さんによる人気漫画「鬼滅の刃」。
さまざまな年齢層から指示され、いろいろな企業とのタイアップ企画が開催されているので、内容は知らなくても名前は知っているという方は多いでしょう。
10月2日発売の最新コミックス22巻が、同日発売の同梱版を含めて初版370万部を発行されることが発表されました。
これで、1巻から22巻までのコミックス累計発行部数が、電子版を含めて1億部を突破することになります。
22巻の同梱版に缶バッチや、ファン垂涎のアニメで神回と言われた「ヒノカミ」のネームが添付されることが公表された時点ですでに話題沸騰中です。