最近ワイドショーなどをかなり騒がせたのが、タレントの磯野貴理子さんの離婚劇。24歳年下の元夫が放った馬鹿正直な言葉「自分の子どもが欲しい」について、賛否両論沸き起こっています。
議論はいつまでたっても収束せず、ますます活発になっていくばかりです。

最初から分かっていたのでは？

結婚当初、元夫は24歳、たいして磯野貴理子さんは48歳。普通に考えれば子どもが授かる可能性は低いことくらいわかるでしょう。
それなのに、7年たってから「自分の子どもが欲しい」という言葉を口にした元夫に対し、信じられない、ひどすぎる、と非難が殺到しました。
55歳の女性に対し、「その言葉は絶対に言ってはいけないでしょ！」と多くの女性が磯野貴理子さんを擁護。
しかし、「自然なことだよ。わかったわかった」といって素直に離婚を受け入れた磯野貴理子さんの男気？に涙する人も出てきました。

元夫は24歳～31歳の間にいろいろと成長した？

当初は元夫に非難の言葉が集中しました。ですが日にちが経つにつれ、元夫のことをかばう人も出てきました。結婚当初は24歳という将来像が描けていない年齢だったのかもしれません。しかし、31歳になった今、本当に自分はこのまま一生を終えていいのだろうか、と自問自答しはじめたのかもしれません。
31歳というと、周りはどんどん結婚し、出産する友人も出てくるでしょう。そんな中、自分に正直に、やはり自分の子どもに会いたい、という思いが強くなったのかもしれません。

「言いにくいことをよく言ってくれた」とも

現代は結婚出産は個人の自由だし、子どもを望まない、望めない人もいます。しかし、男性は本能的に自分の子孫を残したいという本能があると言われています。
現在55歳の妻を選んだのは紛れもない元夫なのですが、やはり本能的欲求が出てきたのかもしれません。
「言いにくいことをよく言った」「男性は本能的に若くて健康な女性に好意を寄せるのは当然」などの意見も出ています。
それはそれで一理あるかもしれません。しかし、出産リミットが迫った多くの未婚の女性に対し「女性としての価値を疑問視するような発言」には、誰もが傷ついたのは事実でしょう。

若い夫婦とは圧倒的に状況が異なる超年上妻

もし若い夫婦で子どもが望めない場合、男女ともに原因を確かめたり、治療をしたりなど、いろいろな選択肢があったかもしれません。
しかし、55歳という年齢の女性の妊娠出産は到底不可能なこと。自分はまだ31歳という若さなので、「自分の生殖能力は問題ないんだけど」といった、一方的に年上の女性が原因と言わんばかりの物言いに、世間の目が冷たく当たったのは確かでしょう。

世間は最初から予言していた？

テレビで公開プロポーズをした元夫。しかし周りのほとんどの人は「この男性は子どもを望まないのだろうか」と思ったははずです。声に出して言うと問題発言になる恐れがあるのでなかなか言い出せないことですが、磯野貴理子さんだって子どもについて絶対に言及しているはずです。
でも結果離婚･･･。磯野貴理子さんは最初からこうなることを予言していたのかもしれません。

婚活アラフォー独女は子どもについて相手とよく話し合うべき

最初から子どもを望まない夫婦ならともかく、将来的に子どもを望むのなら、お相手ときちんと話し合うことが必要です。
結婚する時にブライダルチェックを受けるのもひとつの手。男性の40歳と女性の40歳は生殖機能にかなり差があると考えましょう。
何年たって授からなかったら治療をするのか、いつまで続けるのか、恥ずかしがらずに話し合いましょう。
女性にとって1つ年を取ることが妊娠出産のリスクにつながるのです。
まだまだ日本では認知が少ないですが、養子を迎える手だってあります。