世間では「婚活、コンカツ!」と騒がれている昨今、横浜の20〜30代の独身女性に「結婚」に対する意識調査を行ってみました。
「あなたが結婚したい理由は?」「結婚してからどんな生活スタイルを望んでいますか?」など、30代女子のリアルな本音をご紹介しています。
Q.1 あなたは今、結婚したいですか?
20代で結婚願望があっても、半数以上が未婚という状態ですから、30代の婚活はより難しくなっています。
出会いの場である合コンは少なくなり、紹介による婚活結婚も話が来るのは29歳までで、30歳を超えてしまうと、紹介を受けるのも極めて困難になってきているのが現状です。
女性は、結婚と出産は切り離せないものであるため、出産出来る年齢を考えた場合、結婚するリミットが出来てしまいます。そう考えると、7割の女性が今結婚したいと答えるのも納得の結果と言えるでしょう。
Q.2 結婚したい理由はなんですか?
現在お付き合いしている人との『ロマンティックな恋愛関係』の後に、そのお相手と結婚するというのが、結婚の理想的な流れですが、それよりも精神的な安定や、社会的な信用を得て、両親を安心させたい、という意見が上位に来るようです。
1位の精神的な安定には、生涯のパートナーを得る事で、1人で過ごすよりも、喜びや楽しみを共有し、充実した日々を送りたい、という気持ちと、経済的に安定する事で、精神的な安心を得られるという部分もあるようです。
しかし、ただ一方的にお相手ばかりに安定を求めるのではなく、二人で協力して家庭生活を維持していく、生活を共有するパートナーとして、精神的、金銭的負担をお互いに覚悟する、という気構えも必要かもしれませんね。結婚したい理由ベスト5
- 1位精神的な安定
- 2位親を安心させたい
- 3位好きな人がいるから
- 4位子どもが欲しいから
- 5位適齢期だと感じるため
Q.3 結婚をするための活動、「婚活」。あなたは「婚活」をしていますか?
様々な方法がありますが、まだまだ半数以上の方が婚活を始めていないようです。
今すぐ結婚したい、と思いながらも、活動には至っていない方が多いようですが、「結婚したい!」と思ったら、やはり婚活するのが結婚への近道です。
婚活を始めてみたいと思ったなら、即行動をされる事をおススメ致します。
一昔前なら、結婚する手段はごく限られていましたが、現在はどんな手段で活動するかは、あなたの自由に決める事が出来るのです。
出会いを求めて真剣に動く人には、その分チャンスは増えていきますし、婚活をしているとまわりにアピールする事で、ご縁を引き寄せる事にもつながる場合があります。出会いは自らの手で掴み取るようにしましょう。これから「婚活」をするなら…
- 知人、友人に紹介してもらう
- 料理教室など習い事を始める
- 合コン
- 婚活パーティーに参加する
- ダイエットやエステなど、外見を磨く
- 結婚相談所に行く
- 婚活をする
Q.4 結婚してから、どんな生活スタイルを望んでいますか?
不況の世の中だからこそ、共働きで頑張りたいという女性が6割という結果に。
専業主婦の、家庭を守り、子供がいればしっかり育てるといった主婦業も立派な仕事ですが、今まで積み上げてきたキャリアを大事にしたい、お互いが自立していたい、という頼もしい声がここでは多数。専業主婦をしたい理由は?
- 好きな人のために家庭を守り、料理を作って待っていたい(H.Mさん)
- 何だかんだ言ってもそれが一番うまくいく!(聡子さん)
最近では、晩婚化の一因は、男女間の求める立場のギャップとも言われています。
女性は専業主婦を希望していても、それだけ経済力のある男性が少ないので、結婚が遅れ、一方男性の方は自分の収入だけでは不十分と考え、共働きをしてくれる若い女性を求めるのですが、見つからず結婚が遅れているというものです。
また、女性の方が収入が多ければ、専業主夫になってもいいという男性も増えているとか。
共働きをするのであれば、家事や育児の分担はどうするか等、現実的な問題は色々とありますが、不景気で再就職が難しい世の中ですから、働ける内は出来るだけ今の会社に長く勤める、手に職をつけておくというのが、懸命な判断かもしれません。共働きしたい理由は?
- 絶対家庭に入る!と思っていたけど、共働きの友人がイキイキしているのを見て(Tさん)
- 1日中、家の中にいることが耐えられない(さゆりさん)
- 経済的な面でやっぱり不安(S.Uさん)
- お互いが自立していたい!(ミナさん)
- 自分も働かないと、働く相手の気持ちがわからないから(ゆうさん)
- 同じ目線で会話ができるし、互いに支えあえるから(ヒカルさん)
20代から始める婚活の心得
男性は自分の年齢よりも若い女性を求める傾向があるため、婚活は早めに始める方が有利なのは事実です。
しかし、お付き合いをするだけなら、容姿や年齢が重視されますが、結婚相手としてお相手を探す時、女性にもある程度の経済力が求められるため、仕事を持ち、ある程度経済的に自立している必要があります。
結婚後は、二人で支えあいながら生活の基盤を築いていくのですから、まずはあなたが精神的にも、経済的にも自立する事です。
20代前半のうちは、金銭的余裕もないので、高額な入会金が必要な結婚相談所等はハードルが高く、婚活にあまりお金をかけられない、という方も多いと思います。
そこで、20代前半の方は「婚活」よりも「恋活」に力を入れてみる事をおススメします。合コン参加を積極的にする、サークルでの出会いを探す、友人の紹介を頼む等、あらゆるチャンスを逃さず、恋のアンテナを立てておくようにして下さい。
一つ一つの出会いを大切にし、恋愛力を高めておく事で、おのずとお相手候補も見つけやすくなります。
お相手が見つかれば、その方とのお付き合いを大切にし、結婚へとつなげていく、というのがやはり多くの方が望むプロセスでしょう。
そのためには、自らが好きな人を見つける!という気概を持つ事が大切です。
30代から始める婚活の心得
結婚のチャンスは20代の頃には何度かあったけれども、「今は仕事を優先させたい!」「子供はまだ産みたくない」「結婚出来るほどの貯金がない」等の理由でタイミングをのがしてしまい、現在まで未婚のままで迎えてしまった方も多いのではないでしょうか。
20代と30代では結婚に対するハードルも変わり、恋愛を楽しむより、相手に「生活力」「経済力」等を求め、お付き合い=即、結婚というプロセスを考えてしまう女性が多くなります。
しかし、20代の頃とは違って、自然な出会いでの恋愛のチャンスは少なくなっており、「いい出会い」を求めるのであれば、自らが動かなければなりません。
結婚を強く意識しているが故に、焦る気持ちは分かりますが、そういったがっついた姿勢はお相手は敏感に感じ取ってしまい、退かれてしまいます。まずはご自身の交友関係を生かして、お相手探しをする所から始めてみましょう。
いきなり「結婚」を意識するのではなく、交友関係を広げる延長くらいの気持ちで始めてみると良いでしょう。
また、婚活をするにあたって、お相手に求める最低条件や理想を持つ事が大切ですが、お相手だけに求めすぎない、お相手の話を良く聞いて、お相手の希望にも叶う人になれるよう、あなたも努力する、という姿勢がとても大切です。