恋愛には駆け引きが必要?恋愛上手な駆け引きテクニックや注意点とは
この記事を読んで頂いている方の中には、現在進行形で片思い中の方、また、婚活パーティーや街コンに参加はしてみたものの、なかなか成果が出ない方、恋人ができないと悩んでおられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こと恋愛におきましては、確率統計上、磁石のS極とN極が互い引かれ合うがごとく男性と女性が出会って即座に両想いで恋に落ちるなどというそんな都合の良いことは無いに等しいほどに可能性は低いものです。
男性、或いは女性のどちらかが一方的に恋をして、その異性の心を求めようとするところから物語は始まるものです。つまりは、ここに相手の心を引こうとする為のテクニックが必要となり、ひいては駆け引き生まれます。
そこでここでは、モテる人がよく使っている数多あるテクニック体系的に紹介していきます。
テクニックの効果から実際の手段、駆け引きのポイントまで詳しく解説していきますので、この記事が皆さまの恋愛成就の一助となりましたら幸いです。
恋愛における「駆け引き」とは?
ここで一般的な意味での駆け引きを辞書で引いてみますと、以下のような意味で記述されています。
(1) 商売や交渉・会議などで、相手の出方や状況に応じて自分に有利になるように処置すること。
(2) 戦場で、時機を見計らって兵を進めたり退(ひ)いたりすること。
上記の意味を恋愛の場面に置き換えてみますと、恋愛の局面において、異性の出方や状況に応じて、自分が有利になるように立ち回ることであり、絶好のチャンスを見計らって、押したり引いたりすることだと言えるでしょう。
すなわち恋愛におきましては、時に押したり引いたりする「駆け引き」如何によって戦況(2人の関係性)が変わってくる極めて重要な“手段”なのです。
何故、“手段”などというような表現をしたかと申しますと、目的を達成させる為の方法であることに相違ないからです。
勿論、最終的な目的は、異性を『落とす』ことになるのですが、先ずは、初期段階として、相手の自分に対する気持ちを炙り出すところからです。
焦りは禁物、押して引くという駆け引きによって、意中の相手が自分のことをどう思っているのかが見えてくるのです。ただ押して押して、一方的にアプローチするだけでは、具体的に見えては来ません。
異性から見れば、相手からのアプローチが急に止まると、相手は「もう自分に興味がなくなったのかな」と考えます。一抹の不安がよぎる訳ですね。
このようにこちらからのアプローチを止めた時に、相手がしてくるリアクションを見ることで判断材料となりうるのです。
真似したい!恋愛上手な駆け引きテクニック
それでは、ここからは、より具体的な駆け引きのテクニックを初級・中級・上級と区分して紹介してまいります。
初級テクニック
先ずは初級編です。意中の相手との連絡、例えばLINEでも良いでしょう。先ずはあなたに興味がありますよという認識を植え付ける為に、頻度多めにこまめにLINEします。
相手にそもそもあなた自身の興味が無ければ返っては来ないでしょうけれど、今回は手法を分かりやすくする為に、相手もあなたからのLINEに呼応するかのように返してくるようになったという設定の上で説明します。
つまりは、LINEやメールの返信を遅らせてみるという手法です。気になる異性から返信があれば、舞い上がり、有頂天♪思わず即レスをしてしまうのが人情。
勿論、即レスは決して悪いことではありませんが、いつも通りのやりとりを続けていても、状況は変わりません。というか、そもそも押したり引いたりの駆け引きにすらなっていません。
ここで、敢えて、意図的に、即レスしたい気持ちをぐっと我慢して、返信のテンポを遅らせましょう。
相手の気持ちになって考えたら想像つくと思いますが、あれ?いつも返事すぐ来るのに何かあったのかな?何か気分を害するコト言っちゃったかな?と急に不安に思うものです。
その時は、相手の頭の中には紛れもなくあなたが居るのです。あなたのことを考えているのです。
このように、LINEやメールの返信を意図的に遅らせることで、無意識のうちにあなたのことを考える時間を増やしていったらどうなりますか?それはもう想像に難くないですよね?
ただ、注意点もあります。この手法は、2人の話が盛り上がっているタイミングでこのテクニックを使うべきではありません。効果が薄れるどころか、逆効果、マイナスに作用してしまうことにもなりかねませんので、くれぐれもタイミングの見極めるには注意して下さい。
中級テクニック
前述の初級編に続いて中級テクニックですが、タイミングを見定めて話の区切りの良いところで、一定期間音信不通になってみるのも効果的です。
急な音信不通は恋愛において絶対的不可欠な要素、不安感を与えるだけにとどまらず、相手に自身のことで心配する時間をも与えることができるのです。
相手のことを考えさせる時間が増えることで、反転、これまで以上の恋愛感情の一層、盛り上がるものです。
初級の返信の遅延に次いで、一定期間連絡を取らない、即ち、音信不通にする際は、ほぼ毎日連絡を取り合うほど仲が良くなってからやると、より一層効果が大きいと言うよりも、大前提として捉えた方が良いですが、あまりにその期間を長く取ってしまうと、相手の気持ちを萎えさせてしまったり、不安感を通り越して不信感を抱かせてしまうリスクを孕んでいますので、2日から長くても5日程度に留めておくことをお薦めします。
もしも、2人の関係性に進展があって、より親密になったところで、ここで、思い切ってデートの誘いを断ることも、恋愛におきましては、絶大なる効果を発揮します。
例えば、誘いに何度も乗ってきている場合こそ、相手は、何時誘っても自分の誘いは断らないという自信を持っている可能性もあるので、さらなる効果が見込めます。
そこで、デートの誘いを一度断ってみましょう。相手は、断られたことで焦りや不安を覚え、逆にあなたに対して以前より積極的にアプローチしてくれるようになるかもしれません。
ここで条件もお伝えしておきましょう。
もしも、この手法を駆使して、デートの誘いを一度断ったとしても、必ず違う日程を改めてこちらから提案するなどして一度引き寄せた思いの手綱は、絶対に手放してはいけません。
一度は構築したお互いの関係性を壊さないことが絶対条件となりますことをご認識下さい。
上級テクニック
さて、ここまで来れば、最後の上級テクニックの伝授です。「駆け引き」の手法の1つとして、積極的なアピールを一時的に止めて思い切って異性と仲良くしてみるという手法が有効です。
アピールを続ければ次第に相手は何をしても自分のこと好きでいてくれるんでしょ?と慢心するのが悲しき人間の性。人間、慢心すればそこに大いなる隙ができてしまいます。そこを刺す訳です。
慢心しきったところで、一時的でもアピールが止まり、他の異性の友達と遊んだり連絡したりしている姿を見れば、相手はどんな気持ちになりますか?相手の想いが手に取るように分かるでしょう♪
相手は途端に少なからず焦りを感じるはずです。
他の人にとられてしまうのでは?という焦りが生じるのです。恋愛におきまして焦りは禁物。分かってはいても、焦る想いは湧き上がって来るもの。この、抑えきれない(相手を)手に入れたいという欲求があってこそ、恋愛進展におけます必要不可欠な絶対的要素なのです。
相手にその抑えきれない欲求が芽生えるまでは、それまでに種まきとも呼べるアプローチを要しますが、この期間は、とにもかくにも分かりやすいアプローチ(押す)ことが極めて重要です。
特に相手が男性の場合は、女性が思っている以上に鈍感な生き物です。
ちょっとやそっと好意を匂わせる程度では全くもって相手に伝わっていないケースが多々散見されます。その程度のライトなアプローチ(押し)で、たとえ引いたとしても思うような効果は得られません。
より具体的な解説をしてみますと、「お付き合いしている人はいますか?」など(自身はやっとの想いでドキドキ感の中)伝えたとしても、相手にとって全く特別感のないような質問では押しが足りているとは言えません。
誰が聞いても分かるような、具体的な節回しが必要なのです。
興味がある相手に対して、「〇〇さん、ストライクど真ん中で滅茶苦茶タイプです!」とか、「今日の星座占いで(タロット占いで…先週、占い師に見てもらったら等)恋愛運で、運命の人と出会うって。私の運命の人って〇〇さんなんだね!」
と、〇〇さんと表記しましたが、相手の名前を複数回入れると、さらに効果的です。
上記の節回しで揺るぎなく相手に対して興味を持っていることを示すアピールを繰り返せば、嫌でも相手が「もしかして…」という想いが芽生えるまでに、さほど時間も要さないでしょう。
駆け引きで気を付けたい注意点
この章では、駆け引きが吉と出るか凶と出るかの分け目とも呼ぶべき、気を付けなければならない注意点を解説してまいります。
過ぎたるは及ばざるがごとしを弁えましょう。
どのような分野に対しても言えますが、駆け引きも、度を越せば、相手をただただ疲弊させるだけで、自身の想いとは裏腹に真逆に作用してしまいます。
自身のこととして考えてみて下さい。
もしも仮にあなた自身が(相手から)好意があるのかもしれん!と思った矢先に、相手から冷たい態度をとられたらどう思いますか?しかもこれが何度も繰り返されれば、不快以外の何物でもないでしょう。
ただただ相手にブンブン振り回されて心も疲弊したと思われてるのであれば、2人の心の距離はどんどん離れていってしまい、とてもではありませんが進展どころではないでしょう。こうなるともう目も当てられません。
「駆け引き」はあくまでも恋愛を成就させるための手段に過ぎないのであって、「駆け引き」をすることで相手を弄ぶものでは決してないことを心得ておくべきです。
過ぎたるは及ばざるがごとし2点目は過度に引くのもリスク大ということです。すなわちこれ、相手に脈無しという判定を下される恐れも十分あります。
押して引くという手法におきましては、押すことよりも引くことがより重要とも言えます。とは言え、過度に引きすぎると逆に相手からは、脈無しと捉えられてしまうのです。たとえ、あなたにそのような気持ちは全くなくても。
前述の相手からの連絡に対して返信を意図的に遅らせる、または、デートの誘いを一度は断るなどのテクニックですが、あまりにも長期間にわたり返信をしなかったり、デートの誘いを(複数回にわたり重ねて)断り続けたりしたら間違いなくその恋愛は終わります。
たった一度でも相手から脈無しのジャッジが下れば、あなたの意中の方との夢の両想いは永遠に成就されないことでしょう。
だからこそ、そういったリスクの回避をするために、押したり引いたりのバランスには細心の注意が必要です。引きの態勢の前にはしっかりと押しの態勢を意識して、引きポジションをとった後は相手がちょっぴり不安になる程度にアプローチすることに留意しましょう。
この“ちょっぴり不安”が肝です。
相手が恋愛上級者であればなおさら慎重に行動して下さい。
今まで散々、恋愛成就の為には、恋愛の進展には、「駆け引き」が必要です、と説いてきましたが、ここで最後の注意点として、あなたが「駆け引き」をすれば、相手も「駆け引き」をしている可能性もあるという点です。
相手が恋愛上級者ならなおさらです。相手に「駆け引きをされているな」と気付かれれば、百年の恋も一気に冷めることでしょう。
最も注意が必要なことは、他の異性と親しくするアピールが相手に駆け引きだと悟られた時点で、嫌悪感を抱かれます。試験紙的に一度駆け引きを小出しにしてみて、相手の出方、反応を見て、戦況が変わるようであれば即刻やめましょう。
何度も申し上げますが、逆効果になっては元も子もありません。
まとめ
1.恋愛の「駆け引き」という名のもとに、時に押したり、また時には引いたりすることで、ひとつの手法、テクニックの効果として、意中の相手のハートに揺さぶりをかけることで、あなたの恋が脈ありか、若しくは脈無しかの判断材料の指標となり得る。そして、一気に距離を縮める効果などが期待できます。
2.恋愛の「駆け引き」のテクニックの手法とは、具体的にLINEやメールの返信を意図的に遅らせたり、また、意中の相手からのデートの誘いを時として断ったり、より上級なテクニックになると一定期間連絡を取ることさえストップしたり、意中の相手以外の他の異性と仲良くする手法などがあります。
3.押したり引いたりすることで相手のハートに揺さぶりをかける際にキーとなるのは、あくまでも意中の相手の印象に残るまで分かりやすいくらいまで押すこと(自身で思うだけでは意味が無く、絶対的に相手に認識させることが重要です)、そして、こちら側の想いを認識させた上で、相手からの好意を確信することができたところで思い切って引くこと。
4.最後に恋愛の「駆け引き」をする歳の注意点は、度を越した駆け引きはご法度。押し過ぎても良くはなく、また引き過ぎても良くはなく、過ぎたるは及ばざるがごとしと心得ることと、相手に「駆け引き」をしかけていることを決して悟られないことが大切です。