女性は30歳頃、男性は35歳頃から「なんで結婚しないの？」と聞かれることが増えます。はっきりいってウンザリ。結婚する・しないは個人の自由という価値観がやっと浸透してきたのにもかかわらず、独身への結婚圧力はまだまだ続きます。

何で聞くのか？その理由はもちろん･･･

なぜ聞くのかというと、あなたが結婚していないのが不思議だからです。周りから見て当然結婚していてもおかしくないあなた。独身なのがもったいないから、「何で？」と聞くのです。
未婚者が既婚者より劣るということはありませんが、十分魅力的でスペックだって高のに、なぜ結婚していないのだろう･･･と映ります。回りはあなたに結婚してほしいのです。だから聞くのです。

聞かれるうちが華です！

聞かれるということは結婚できる資質を十分備えているからであって、聞かれるうちが華と思った方がいいでしょう。
逆に「この人は結婚はしないだろうな」と思う人には聞きません。聞いたところでそれが地雷となる可能性だってありますし、パワハラだセクハラだと騒ぎだしたらさらに面倒です。

いずれ聞かれなくなる時が来る

女性は出産の問題がありますので、35歳を過ぎたあたりからだんだん聞かれなくなります。回りも「聞いたら悪いだろうな」と思っている人が多いです。
本人は独身生活を謳歌し責任ある仕事に就き十分幸せな生活を送っていますし、何の不自由もありません。しかし日本では依然「婚期を逃したことに劣等感を感じているのでは」と勝手に想像する人がいます。余計なお世話ですが、世間とはそういうものなのです。

男性は40代なんてまだまだ結婚適齢期と考える人が多いですが、だんだんと聞かれなくなります。40代ともなれば仕事でもプライベートでも自分の生活が構築されていて、結婚する必要がないのかもしれません。
でも回りは「若い子を嫁にもらえば子どもを持てるかもよ」とか「タレントの○○は40歳を過ぎて20代の女優と結婚した」など、一般人には到底当てはまらないことを言ったりするのです。

男性は「独身貴族」なのに女性は「負け犬」になる

世の中の独身者に対して、理不尽ながら男女で扱いに差があります。男は独身貴族と呼ばれ肯定的に捉えられますが、女性は負け犬と呼ばれネガティブなイメージが付きまといます。
日本ではなぜか昔から女性の未婚者に対しての風当たりの方が強いことがうかがえます。

こう答えると痛い！NG編

「結婚することが幸せとは限らないんじゃないですか？」「未婚者より既婚者の方が幸せって誰が決めたんですか？」「結婚するしないは個人の自由ですよね？」「未婚者は社会的信用が低いんですか？」･･･
未婚者は頭の中ではあらかじめこういった質問に対する答えを普段からシミュレーションしているので、いくらでも吐き出すことができます。
でもここまで反論されると「心の奥で結婚できない劣等感を抱えている？」とも思われるかもしれません。

模範解答は「笑顔」＆「意思がない訳じゃない」とかわすこと

今まで何度も聞かれてきたので、イラっとするし、さまざまな感情が錯綜して整理がつかないこともあるでしょう。でも笑顔でかわすことこそ模範解答と思ってください。
例えば「したいんですよー！いい人いたら紹介してくださいね」「こんな美人を放っておく世の男性はおかしいですよねー」「自分はまだまだ子どもなんで、女性を幸せにするなんてできませんよー」など、その場の雰囲気を悪くさせないような答えがいいでしょう。
逆に聞いた人に「旦那様(奥様)のどんなところが好きなんですか？」など質問してみてはいかがでしょうか。何かヒントになることが聞けるかもしれません。