コロナの影響もあり、現代ではマッチングアプリなどのネットを活用した婚活が一般的になってきました。
アプリ上でのメッセージのやりとりだと饒舌でとっても明るいから、きっと素敵な人なんだろうと期待して実際に会ってみると、なんだか会話が途切れがち…
婚活パーティーでも、対面の印象とLINEやメールでは印象が全然違ったという方もいます。
リアルの姿とメッセージ、いったいどっちが本当の姿なの?
よくあるパターン
case.1
マッチングアプリで見つけた、明るくさわやかなプロフィール。メッセージのやりとりも軽快でとっても話が弾みます。きっと対面で会話したら楽しいに違いない、と夢が広がります。
でもいざ会ってみたら、相手はおどおどしていて目が合いません。まったく会話も弾まず、頑張ってこちらが話をふるとなんとか乗ってくる程度。そのわりに”ハマる”話題だと一方的に延々話しだして、自分の話を聞いてくれなくなります。
盛り上がらないまま帰宅して「ありがとうございました」と送ると「今日はマジでめちゃくちゃ楽しかったしやっぱり話が合うなって思いました★相性抜群ってカンジでしたね!これからもヨロシクお願いします(^^)/で、次はいつ会いますか????」なんてノリノリの返事が…。なんだか疲れてしまいました。
case.2
婚活パーティーでの、物静かで誠実そうな立ち振る舞いが素敵だと思いました。年上の魅力に引かれてカップルになったのに、LINEを交換するや「今何してんの?」「お風呂入った?今すっぴん?顔見たいから送ってよ~」「今日さぁ夕ご飯ラーメン」「ねえ既読無視?」などと、顔文字を多用した怒涛のメッセージ。
いきなりタメ口、下ネタを言ってくるなど、急に馴れ馴れしくなってそのギャップにげんなりしてしまった…。
コミュニケーション不全
顔を合わせてうまく話が出来ないのに、メッセージではそれを補うように明るくふるまうという人は男女ともに増えています。
今の若い世代はコミュニケーションを取ることが苦手と言われています。一方的に発信する能力はあるものの、意思のキャッチボールをするのが苦手なんです。自分の感情を伝えることには熱心ですが、あまり異性の気持ちを察する能力には長けていません。そもそも知ろうという気持ちに乏しい人もいます。
そうした特徴を個性と思える人、しっかりと相手の意見を引き出してやりとりができる人は良いでしょうが、「そのうち分かってもらえるかも」と考えて接していると、すれ違いに疲れてしまう場合も。
「口下手だからメッセージで元気にやりとりしている!」という方は、そのギャップが相手にあまり良いように受け取られてない可能性がある、と考えたほうが良いでしょう。
まとめ
近年ますます盛り上がりを見せる婚活。コミュニケーションは相互のやりとりですから、異性の気持ちをいかに汲み取り、自分の気持ちをいかに分かりやすく伝えるかがカギとなります。メッセージなら言いやすいからと、一方的に自分の言葉や感情をぶつけてしまうのは、少し考え直したほうが良いかもしれませんね。