あなた自身が思っているあなたと、他人から見たあなたに
大きなギャップがあるかもしれません。
「好きになった人とはカップルになれず、あまり好きじゃない人から交際を申し込まれる」との事。まずは自分の「好きな人に対する態度」をチェックしてみる必要がありそうです。
「なぜか好きな人に限って恋愛が上手くいかない」
という悩みをお持ちの方は男女問わず多いようです。
おそらく、好みの方に振り向いてもらいたい!と思うあまり、緊張していたり、不自然な態度を取ったりしていないでしょうか?
逆に好きでもなんでもない方だったら、ご自身を取り繕う必要はありませんから、「素」のあなたで接しているはずです。
そうした自然な態度が、好きでもない方にとっては魅力的に感じ、好意を持たれてしまうのです。
つまり「好きな人」に対してこそ、自然体で振る舞い、本当のあなたで勝負する必要があるという事なのです。
POINT.1お相手に、「緊張しています」と素直に伝えてみましょう。
女性の男性への好意というものは、相手への話し方、笑顔等で伝わるものです。本来であれば、あなたがお相手に好意を持っているのであれば、お相手も好意を持ってくれる可能性は高いのです。
しかし、好きな人から全く好意を持ってもらえないのであるとすれば、前述したようにかなり緊張しすぎて、全く好意が伝わっていないか、間違ったアピールをしてしまっているかのいずれかになります。
緊張しているのが原因なのだとしたら、まずは過度にお相手に好きになってもらおうと意識しすぎない事です。「嫌われたくない」「失言したらどうしよう」等と色々と不安に思ってしまうのは仕方がない事ですが、緊張のあまり、何も話さない、笑顔もなく顔がこわばっている…等していては、お相手に好きになってもらえるどころか、「僕の事が嫌いなのかな?」と思われてしまいます。
お相手を意識して緊張しているのならば、「すみません、ちょっと緊張しています」と素直に最初にお伝えしてみましょう。そうする事で少しは気が楽になるかもしれませんし、お相手もあなたの表情がこわばっていたとしても、「怒っているわけではないのだな」と安心出来ます。
出来れば、「私、ステキな人の前だと緊張してしまって…」等とお相手を褒める事が出来るとポイントが高いです。こんな風に言われて嫌な気持ちになる男性はいないでしょう。
あとは、あなたがお相手に興味を持っている、という事をゆっくりお伝えしていけば良いのです。最初から全てをお相手に分かってもらう必要はありません。
好きな人だからこそ、自分の気持ちを伝えたい!と思うかもしれませんが、「好きな人に好かれない」原因はこの気持ちの空回りにもあります。あまりにも気持ちの余裕のない、焦った態度が見えてしまうと、お相手は退いてしまいます。
「好きな人ほど焦らずじっくり」を念頭に置いて、お相手のお話をよく聞き、会話を盛り上げるようにしてみて下さい。会話を一緒に楽しめるようになれれば、お相手もあなたといて楽しい!という気持ちにもなりますし、あなたにも気持ちの余裕が生まれ、緊張する事も少なくなっていくのではないでしょうか?
POINT.2あなたのアピールポイントを客観的に見つめ直しましょう。
「好きでもないタイプばかりに好かれる」という人は、あなたが間違ったアピールをしてしまっている可能性があります。あなたに「好きでもない人」を惹きつけてしまう「何か」があるから、そういったタイプの方が寄ってくるのです。あなたがその「何か」に気付かない限り、この問題は解決しないでしょう。
こういった問題は、あなた自身があなたの魅力=アピールポイントを勘違いしている場合に発生するようです。例えば、自分では「しっかりしている」と「落ち着いている」と思っていても、他人からすれば、「そそっかしい」「頼りなげで守ってあげたい」ように見える、等です。
例えあなたが、理性的で落ち着いたお相手を求めていたとしても、「頼りなげで守ってあげたい」ように見えるのであれば、そういった女性を求める、ぐいぐい女性をひっぱってリードするような男性があなたに引き寄せられていくでしょう。
また、あなたが表向き望んでいる事と、本心で望んでいる事にギャップがある場合も同様です。
例えば、「将来性のある方とお付き合いしたい」が表向きの望みとして、本心の望みでは「専業主婦になりたい」と思っていたとします。
表向きの望みの、「将来性のある方」が現れたとしても、無意識下で「この人と結婚したら共働きかも…」等と考えてしまい、結局このタイプの方とは交際には至りません。そして、あなたの本心の望みである、「専業主婦」をさせてくれそうな人達が寄ってくるわけですが、あなたの表向きの望みとは異なる男性ですので、あなたにとっては「好みじゃない人」となってしまうわけです。
このように、あなたが考えている自分と他人から見えるあなた、また、こうありたいという希望を一致させる事が必要なのです。あなたのご友人に、あなたの客観的印象を確認してみても良いかもしれません。あなたの違った一面を指摘してもらえるかもしれませんよ。
内外のイメージを一致させる事が出来れば、「本来の望み」に叶った男性に振り向いて貰えるようになるでしょう。
まとめ
例え好きなタイプの人でなかったとしても、あなたには人を惹きつける魅力があるのです。
あとは、持前の魅力を好きな人の前でこそ発揮出来るようにしましょう。
好きな人に好きになってもらう…。誰もが望む事ですが、なかなか難しい事です。好きな人に思いが通じる幸せは、努力なしには得られません。
自分自身を客観的に見つめ、お相手が望んでいる事を見極める事が必要ですし、お相手が望む人になれるよう、努力する必要があるのです。そういった努力をしないで、ただ一緒にいて楽な人といるようでは、いつまでたってもあなたの望む人とご縁を結ぶ事は難しいでしょう。
また、「好きでもない人」から好意を持たれたとはいえ、「素」のあなたを好きになってくれた人です。冷たくあしらうのではなく、どういった所で好きになってくれたのか、聞いてみてもいいかもしれません。
ご自身が望むお相手像と、自分自身にギャップがありすぎないか、高望みをしすぎていないか、他人からは自分はどう映っているのか、そういった事を一つ一つ整理していってみましょう。
そうする事で、「好きな人から好かれる」あなたになれるのではないでしょうか。