政治・経済・社会
「日本から流出した品種」斎藤農相が韓国イチゴ騒動に言及
カーリング女子日本代表選手が平昌五輪で食べていて注目された韓国イチゴ。斎藤健農林水産相が「日本から流出した品種をもとに韓国で交配されたものが主だ」と閣議後会見で指摘しました。日本の「とちおとめ」などの品種が流出した問題にも言及しており、「選手には日本のおいしいイチゴをぜひ食べていただきたい」とアピール。農水省は日本の輸出機会の損失は最大で年40億円以上と推計しており、対策を講じていく必要性が再認識されました。
「森友問題」佐川前局長の証人喚問
学校法人「森友学園」問題を巡る、当時財務省理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問。3月27日午後の衆院予算委では、安倍晋三首相の妻昭恵氏に対する忖度(そんたく)について「ここで特定のことを言うことはできません」「総理とか総理夫人の話はなかった」という回答を繰り返しました。追求されると刑事訴追の恐れを理由に証言を拒否。自らの関与についても認めませんでした。証人喚問の感想としては「行政の信頼をゆるがし、国民の皆さまにもうしわけない」と謝罪しています。
スポーツニュース
イチロー マリナーズ復帰
6年ぶりにマリナーズに復帰したイチロー選手。3月29日のシーズン開幕戦で9番・レフトで先発出場することをマリナーズのスコット・サービス監督が明らかにしました。
「完ぺきな状態ではないが、実績と経験があるので大丈夫だと思うし、準備はできていると思う」と期待を寄せているサービス監督。イチロー選手は「まず、このセーフコ・フィールドに立つことが大きな目標だったので、こんなギフトがあるとは思いもよらなかった。こんなに人の思いに応えたいという気持ちになったのは、久しぶりだなと思います」と笑顔をみせました。
なおみ節炸裂!悲願のツアー初優勝スピーチ
テニスのBNPパリバ・オープンの女子シングルス決勝で世界ランク44位・大坂なおみ選手が、世界ランク19位のダリア・カサトキナ選手にストレート勝ち。悲願のツアー初優勝を飾りました。
話題になったのは「史上最悪のスピーチかも」と自虐発言も飛び出した130秒の「笑撃スピーチ」。軌道にのったかと思えばまさかの自問自答など、合間に笑顔があふれ、スタンティングオベーションの観客も爆笑するなおみ節が炸裂しました。
エンタメニュース
盲目芸人・浜田祐太郎がR1優勝
3月6日に”ひとり芸”のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2018』の決勝戦が放送され、濱田祐太郎が16代目のチャンピオンになりました。盲目という部分も考慮して、「同情票?」と疑っている人がいたり、濱田祐太郎自身も「同情票だったら嫌だ」と感じたりしていましたが、目が不自由なことを自虐的かつユーモラスに取り上げる漫談は、ファイナリストの中で一番観客の笑いを引き出しており、チャンピオンの名にふさわしいといえるでしょう。「視覚障害者としてではなく、漫談家として優勝できたのがうれしい」と喜びました。
稲村亜美に球児殺到、セクハラ騒ぎに
3月10日に行われた野球のリトルシニア開会式で始球式を務めたタレントの稲村亜美。4000人近い中学生球児に取り囲まれアクシデントが発生しました。中学生球児がツイッターで「稲村亜美に触った」とつぶやいたことでセクハラ騒ぎに騒動が拡大してしまいましたが、「体に触れるということは全くなかったです」と稲村亜美は否定しています。「握手して欲しいという思いで近寄ってきて、ああいう状態になってしまったらしいです。倒れてた子もいましたし、私も倒れてしまって。私の下にも下敷きになっている選手の方もいた」とコメントをしており、かなり危険な状態ではあったようです。