政治・経済・社会
震度7!平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震
9月6日03時08分、胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震が発生し、北海道厚真町で震度7、北海道安平町で震度6強を観測しました。
各地で家屋の倒壊や土砂崩れ、液状化現象などにより大きな被害が発生し、その被害は9月20日時点で1858億円と発表されていましたが、道路や橋などの公共土木施設の被害や停電の影響による農作物、畜産物などの被害、学校や文化施設、商工関係の被害などは計上されておらず、まだ被害の調査が続いています。
支援資金の補正予算案には、観光客誘致のためプロモーションや割引旅行商品「ふっこう割」などの観光需要回復費も含まれているので、連日ボランティアで北海道へ向かうのは難しいという方も、復興への協力のために観光旅行商品を利用するのはいかがでしょうか。
就職ルール廃止の意向!2021年春入社から
会員企業が新卒採用する際に参考とするルールとして、経団連は「採用選考に関する指針」を定めています。現行のルールでは、2020年春入社の学生までは前年の6月1日に採用面接を解禁し、10月1日に内定を出すという日程。そんな中、経済連の中西宏明会長は、21年以降のスケジュールが決まっていないことから、「経団連としてまだ決めていないが、困ると言ってくる人がいないので、個人的に(廃止と)思っている」と語りました。指針には会員企業に対する拘束力はなく、自由な採用活動が一段と広がり、新卒一括採用を前提とする雇用慣行の転機となると言われています。中西氏は会見で、「経団連が採用の日程に関して采配すること自体に極めて違和感がある」と経団連が主体となってルールを定める現状に疑問を呈しました。
スポーツニュース
日本人男女通じて初!大坂なおみ全米オープン初優勝
テニスの全米オープン女子シングル決勝。日本の大坂なおみ選手がストレート勝ちで初優勝しました。日本人がテニスの四大大会で優勝するのは男女通じて初めて。試合自体は元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ選手が審判ともめるなど荒れた展開になりましたが、大坂選手が最後まで集中力を切らさず、落ち着いたプレーによって勝利を手にしました。国際的なスターであると共に、米国では国民的な存在のウィリアムズ選手が言い争った主審に対するブーイングが試合後も続いていましたが、これを大坂選手はウィリアムズ選手に買ってしまった自分に対するブーイングと受け取ってしまい、涙を見せるシーンも。ウィリアムズ選手が観客に落ち着くよう呼びかけ、「良いプレーをしてグランドスラムで初優勝した」大坂選手を認めるようファンに求め、「全米オープン決勝でセリーナと戦うのがずっと夢だったので、それができて本当に嬉しい」と大坂選手も挨拶しました。
広島カープ球団史上初のセ・リーグ3連覇!
3年連続9回目のリーグ優勝を果たした広島東洋カープ。優勝決定に必要な勝利数を示すマジックナンバーを「1」として迎えた26日。本拠地であるマツダスタジアムでヤクルトに10-0で勝利し、球団史上初の3連覇を成し遂げました。セ・リーグでの3連覇は巨人以外では初めてとなります。本拠地での優勝は実に27年ぶり。今季は開幕カード三連勝と好スタートを切り、4月24日以降は一度も首位を譲ることなく独走。交流戦は負け越しましたが、リーグ戦再開後も好調を維持し続け、9月5日にベテランの新井貴浩選手が今季限りの引退を表明した後に調子を落としましたがそれでも優位が変わらないほどの独走ぶりでした。次は日本シリーズ進出をかけ、10月17日からのクライマックスシリーズ・ファイナルステージに臨みます。
エンタメニュース
「ありがとうアムロちゃん!」安室奈美恵引退
1年前の9月20日に、2018年9月16日の自身の誕生日をもって芸能界を引退することを宣言した安室奈美恵さん。その電撃発表からあっという間に時が流れ、泣いても叫んでも沖縄でのラストライブで引退となりました。数々のミリオンヒット曲を世に送り出し、「アムラー」に代表される社会現象をも巻き起こしてきた安室奈美恵さんの引退は、1つの時代が終わると言っても過言ではありません。沖縄出身の安室さんは引退当日となるファイナルツアー最終日も沖縄で開催。ツアーチケットを手に入れられなかったたくさんのファンも、その最後の歌声の音漏れを求めて沖縄へ駆けつけました。惜しまれつつ引退となった安室さんの輝きは今後も長く語り継がれることでしょう。25年間、本当にお疲れ様でした。
アーティストと世界初の月旅行へ!ゾゾタウン前澤氏
「月に行くことにしました。アーティストとともに」自身のツイッター上でこうつぶやいたファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長。米国の宇宙開発を手掛けるベンチャー「スペースX」の本社で、イーロン・マスクCEOとともに記者会見に登壇し、超大型ロケット「BFR」での月旅行の初の搭乗者として契約を結んだと発表しました。およそ1週間掛けて月と地球を周回飛行する月旅行は、2023年に催行される予定。前澤社長が「#dearMoon」と命名した月旅行には、画家や音楽家など最大8人の世界的なアーティストを招待すると公表しています。参加者には月旅行の経験で得たインスピレーションを元にした作品を創作してもらい、広く公開するという計画で、メンバーは選考を経た上で確定されます。