政治・経済・社会
Go To イート還元のルール厳格化へ
政府の想定外の扱いを受けている「Go Toイート」キャンペーン。ポイントを稼ぐことを目的に来店し、1品だけしか注文しない事例がネット上で拡散。
「無限○○」など差額でポイントを稼ぎ、次回の来店ではポイントだけで飲食する、を繰り返す行為が相次ぎ、飲食店側が対応を迫られる事態になっています。
このことを受け、農林水産省はポイント還元の条件を見直す方針を明らかにしました。
昼食500円、夕食1000円未満の金額で飲食した場合にはポイントを付与しないとのことです。
さらに、席のみの予約の場合、ポイントの還元は一定の金額以上の利用に限る、コースでの予約のみにするなど店側の不満を汲み取った見直しになっています。
コロナ禍の飲食店へ救済処置なので、ポイントで楽しく飲食するのはよいですが、利用者にはモラルと趣旨を理解して使って欲しいと呼びかけました。
携帯電話料金値下げに向けた「アクション・プラン」発表
携帯電話料金の値下げに向けて、契約会社を乗り換える際にカード差し替えが不要な「eSIM」と呼ばれる機能を普及させるなどの政策を取りまとめた「アクション・プラン」を総務省が発表しました。
3つの柱でできたアクション・プランは、「利用者にとってわかりやすく納得のできる料金・サービスの実現」、「事業者間の公正な競争を促進する」、「事業者間の乗り換えを円滑化する」となっています。
大手携帯電話各社がそのプランに則って取り組んでいるかどうか総務省が審査、各社の競争が公正か毎年検証し、値下げにつなげることを目指していくことを述べました。
スポーツニュース
障がいを乗り越えGPシリーズに復帰
新型コロナウイルスの感染拡大の影響をかんがみて、変則開催されることになった今季フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ。
「1人1大会」「母国または練習拠点国(エリア)」に出場が制限されます。そんな中帰ってきたのが14年ソチ・オリンピック団体戦銅メダルのグレーシー・ゴールド選手です。
16年世界選手権で4位に終わったことがショックで、うつ症状や不安障がい、摂食障がいも併発していたゴールド選手。
平壌オリンピックや17、18年のGPシリーズはそれぞれ治療のためとりやめや棄権をしていました。2季ぶりとなるGPシリーズ復帰で新たな一歩を刻んでくれるでしょう。
巨人がセ・リーグ2連覇、パ・リーグはソフトバンクが3年ぶり優勝
巨人が30日、セ・リーグ2連覇を達成しました。2リーグ制以降、球団通算38度目、原監督は自身9度目のリーグ制覇。
11月21日からの日本シリーズでパ・リーグクライマックスシリーズ(CS)勝者と対戦し、日本一が決まります。
一方パ・リーグは一足先にソフトバンクが3年ぶりの優勝を飾りました。今季は上位2チームでのCSが行われることとなっていますが、2位争いがロッテ、西武、楽天の3チームで激しくなっています。
「2020パーソルクライマックスシリーズ パ」は11月14日より開催。どのチームが日本シリーズで巨人とぶつかるのか楽しみです。
エンタメニュース
NHK紅白歌合戦の総合司会が内定
史上初の無観客開催が決定した大晦日の「第71回 NHK紅白歌合戦」。その総合司会にウッチャンナンチャン・内村光良さんが内定したことが発表されました。
今年の紅白はコロナ禍とあって、例年以上に番組内容や企画について綿密な準備がされているとのことです。 密を生まないために局内外からの中継を増やすといったイレギュラーな対応も行われるため、「未知の紅白」と番組側も伝えています。
その点内村さんは17年から3年連続で総合司会を務めていることでハプニング対応などの経験は豊富です。そのため4年連続の総合司会へ番組側も早々にオファーを出していたとのこと。
ユニークな取り組みが増えてきた昨今、コロナ禍で新しい取り組みが行われることもあり、話題を呼ぶでしょう。
映画『鬼滅の刃』、日本映画史上最速で興行100億円を突破
10月16日の公開より、3日で興行収入46億円を突破したと話題をさらったアニメ映画「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」。
初日から10日間の興行収入が107億5423万2550円、動員数798万3442人を記録しました。公開から10日間での興行収入100億円突破は、日本で上映された映画の中で最も早い日数となります。
各劇場とも1日の上映回数が多く、特にTOHOシネマズ新宿(東京)は公開初日の16日に全12スクリーンのうち11スクリーンで上映。
42回の異例の上映スケジュールが組まれたにも関わらず、平日の早朝から多くのファンが劇場に足を運んでいました。どこまで記録が伸びるかと海外でも話題になっています。