日々仕事に追われるビジネスマンは、ただでさえ異性との出逢いのチャンスは少なくなるものです。
さらに、全国を飛び回るような転勤族、長期出張が多い仕事に従事している方、海外勤務や駐在されている方は、出会いの環境が限定され、結婚相手はどこで探すのかという悩みがつきまとう事になるのではないでしょうか?
ここでは、出張・転勤の多い家庭事情や、出張・転勤が多い方が結婚相手と出逢う方法をご紹介します!
出張が多い方の家庭実情とは?
「亭主元気で留守がいい」かなり前にCMで流れていたフレーズですが、リアルタイムに聞いたことはなくとも、結婚や婚活を意識する年頃になると何故か耳にしたことがあるという方は多いと思います。
かなり前に流行した言葉なのに、完全に滅すること(死語)がない言葉ですね。結婚後、主婦希望の方が本音では思ってしまうと言っても過言ではないそうです。
男性からしてみると不快に感じる言葉かもしれませんが、ポジティブに受け止めると男性女性、双方にとってよりよい家庭作りに繋がることもあります。
恋愛中は、遠距離恋愛であったり、会いたい時に会えなかったりと、困難があればある程、燃え上がるといいます。
その困難を乗り越えて結婚しても、熱は冷めるモノ…結婚当初は、四六時中そばにいたい気持ちが強かったはずが、。
長年の結婚生活を過ごすと、決して楽しいだけではありません。長年結婚生活を送っている方の話によると、結婚生活に様々な事を我慢している人達がいるのです。例えば、両親と同居している人、単身赴任の家庭、転勤族の方、それぞれ家族構成は異なりますが、それぞれ大変であると多くの声が上がっています。
大変であるというデメリットの声とはうらはらに、メリットに感じているお声も上がります。
奥さま側からはこんなメリットの声もあります。
- 帰宅時間が遅い旦那様の食事の用意をしなくても済む
- 子どもたちとたまに手抜きご飯もしくは外食を楽しめる
- 気兼ねない自分の時間を持つことができる
奥さまだけではなくご主人の方も、
- 会社の経費で家計にも響く事なく気がねなく、出張先のおいしい物やお酒が楽しめる
- 時間を気にすることなく仕事に没頭できる
- ささいなことで喧嘩をすることがない
など、お互いに気晴らしになるというというような声も多いようです。
やはりお互い息抜きは何年たっても必要という事ですね。
メリットを聞けば、これから結婚相手が転勤が多かったり出張が多かったりしても、楽しく過ごせるのでは?と思うと思いますが、結婚生活を脅かす大きな問題も一つあります。
それは『浮気』だそうです。
奥様はもちろん、旦那様側も気にされているようです。
よく、テレビで放映される浮気調査等を見ていても、出張中に浮気をするのは、実はご主人ではなく、奥さまの方が多いそうです。これは、どの家庭でもお財布を握っているのは奥さんの方で、自由なお金と使えるのも浮気しやすい要因のようです。結婚して子供も大きくなって手が離れ、ご主人とはよく言えば「空気みたいな存在」といいますか、相手に興味がなくなった、そんな時に忘れていた気持ちを思いだして、浮気に走ってしまうという傾向が多いそうです。
転勤が多い方の家庭実情とは?
転勤が多い方、いわゆる転勤族はマイホームが持てない場合も多くなり、その事が賛否を分けています。
いずれは本社勤務になるということが分かっている人は、本社近くにマイホームを持つこともあるようですが、現実的には、都度の引っ越し費用がかかりますので、いくら会社負担と言っても身軽に引っ越しができるように、ミニマリストな生活を送るご家庭も多いようです。
転勤が多い仕事ですと、社宅がある企業が多く、賃貸マンション等で生活している人からすれば、家賃が格安でうらやましいという声があります。しかし、社宅での生活をしていた方からの話を聞いたところ、お姑さんと暮らしていた以上に気を使うと言います。
特に専業主婦の方は近所付き合いが大変です。同じ社宅に住む、会社の部下や上司の奥さまとの付き合い等、周りからは見えない気苦労があります。病気になってしまう方もいたそうです。
誰でも、自分の家なのにのんびり出来ないのなら思い切って「引っ越したい!」「夢のマイホームを持ちたい!」と思い描くと思います。現実的には、転勤が多い場合、マイホームを持ったところで、長くは住む事ができない場合が多いのです。
また、子供の教育問題もあります。転勤があればあるほど子供たちは転校をしなければいけないという事です。転校があれば、仲良かった友達との別れがあります。「新しい学校で友達が出来るよ」と子供に言い聞かせ、なぐさめながらの引っ越しを何度も繰り返している親には、1番の悩みの種だそうです。なんと言っても、子供の問題は転勤族の悲劇のようです。
お子さまの義務教育が始まる頃には、旦那様だけ単身赴任するという選択肢を選ばれる方も多いことでしょう。
出張・転勤が多い方の良いところとは?
転勤が多い方全ての皆さんが辛い思いをしているわけではありません。中には転勤を楽しんでいる人もいるようです。
地方に転勤になった方から聞いた興味深い話の一つに “方言”、”なまり”がありました。「都会から引っ越してあいさつに行くと、地元のおじさんやおばさんが、何を言っているかまったく分からなかった。でも にこやかに話をしているので、笑ってごまかしたのよ」という事があったそうです。
しかし、いつの間にか自分もその土地の方言で話すようになって、お正月に実家に戻った時は、家族に「土地に染まったね!」「出身どこ?」等言われたそうです。
例えばこれが海外赴任であっても、そのチャンスを生かして、外国の文化を肌で感じたり言語を学んだりする良い機会ととらえている方もいらっしゃいます。
住めば都とはよく言ったものです。きっと子供達は学校で、ご主人は職場でそれぞれ困った事があったと思いますが、家族で力を合わせて苦労を楽しさにすり替え、その土地の生活を自然に受け入れて生きる良い例だと思います。
全国や世界各地に知り合いが出来るなんて、考えようによってはとても素敵だと思いませんか?
出張・転勤が多い方が出会う方法①
今までは出張・転勤族の家庭事情をお話してきましたが、ここでは出張・転勤族である独身男女の方が、結婚相手に出会う方法をご紹介したいと思います。ほとんどの方が、友人や知人もいない状況下でたった一人で生活されているのではないでしょうか?見ず知らずの土地で、自分の力だけで結婚相手を探すと いうのは容易ではないはずです。
このような場合は、地元で開催されている婚活パーティーに参加する事をお勧め致します。婚活パーティーは全国47都道府県で開催されていますので、日本国内の主要都市であれば、おおよそ参加が可能かと思います。真剣にパートナー探しをしている異性とだけ出逢う事が出来ますので、より結婚への近道になるかと思います。
今やアプリなどで簡単に婚活サービスを検索できる時代となりましたので、初めての土地でも場所さえ分かれば、参加をするハードルは低いので是非参加してみましょう。
自衛隊などの人気職種も転勤が多い職種なので、生活の収入の安定と一緒に各地で共に歩む覚悟を持つことも必要です。
出張・転勤が多い方が出会う方法②
さらに、全国に広がるネットワーク網を持った結婚相談所に入会し、合理的に効率よく相手を探す事をお勧めします。
全国ネットの結婚相談所ならば、全国各地域に会員がいますので、どこに転勤や出張になっても、その土地やお近くでの紹介が可能です。
また、いつ勤務地が変わるかわからないという状況では、落ち着いて活動もできない事でしょう。そういった場合には、インターネット型の結婚相談所を利用する方法もあります。出張先であっても、突然の異動や転勤があっても、パソコン1台がありインターネットが繋がってさえすれば、時間と場所を問わず希望のエリアから結婚相手を選んだり、婚活のお申込みをしたりする事が可能です。基本的にはメールやスマホでの連絡になりますから、仕事が忙しいという方にはうってつけだと思います。
転勤や引越しをするたびに結婚相談所を転々とするのはそれなりの料金もかかりますし、非効率ですから、初めから利便性の高いシステムを活用する事が大切です。
また、結婚相談所は、希望条件を絞ってお相手探しが出来、出張・転勤族であっても構わないというお相手だけ紹介してくれるので、より安心して結婚相手探しをする事が出来るでしょう。
理想のパートナー探しのために
パートナーが転勤のある会社に勤めていたら、「子供がいなかったら日本全国いろいろなところに行けていいのかな」とか、「海外転勤はカッコイイ」とか、「普段絶対に行けない、行かない国に行けるかも」、「もし英語の国だったら、英語がしゃべれる様になる、子供がいれば絶対将来に役に立つ、海外転勤ならいいかしら!」等と色々と考える方も多いでしょう。
先に転勤・出張が多い方の家庭実情の部分でご紹介したように、現実問題として、友達と離れ、親とも離れ、その土地とも離れなければならない場合、寂しく感じる事も事実だと思います。
また、転勤のない会社に勤めていたはずなのに、突然転勤を言い渡される等、何が起こるか分からないのも現実です。会社の倒産や合併の為の転勤や転職、早期退職リストラと…先の事は全く予想もつきません。 そういった事も踏まえながら、皆様にはより良いパートナー探しをして頂きたいと思っています。
監修:婚活アドバイザー北川志穂