政治・経済・社会
終戦記念日、そして広島・長崎原爆投下から69年目
69年前の8月、世界で唯一広島と長崎に原爆を投下され、日本は敗戦を迎えました。当時の記憶を語り継ぐ人たちも年々減り続け、日本が戦争をしたことすら認識していない若者が増えるなど、憂慮すべき事態になりつつあります。グローバルに発展し続ける日本の裏側にはこのような暗い過去があり、それを必死で支え続けてきた先人たちの痛切な叫びや痛みをなんとしても絶やすことのないよう、一人一人が鎮魂の念を抱かなければなりません。
広島大雨土砂災害、最悪の事態に
8月20日未明に広島市を襲った集中豪雨により、大規模な土砂災害が発生。70人あまりもの死者を出すという大惨事が起きました。堆積する土の性質からなかなか救出作業が進まず、祈り続ける家族や親戚、地域の方の悲痛な姿がテレビに映し出されるたびに誰もが心を痛めたはず。今や日本のみならず、世界的に“想定外”の大規模自然災害が珍しくない中、どのようにこういった緊急事態に対処し、注意すべきかを改めて確認・認識していく必要があるでしょう。
不安広がるエボラ出血熱が更に深刻化
西アフリカで広がりを見せ、なかなか食い止めることの出来ないエボラ出血熱が、世界的に大きな混乱を招いています。感染するとその致死率なんと90%とも言われる大変恐ろしい病気で、ついに医療関係者からも犠牲者が出てしまいました。WHO(世界保健機関)は8月26日時点で死者が1,500人を超えたことを発表し、このままでは今後感染者が2万人を超える恐れがあると緊急事態宣言を発令。今回の感染致死率は55%と、過去のデータに比べ低いとしながらも、過去最悪の広がりとなってしまった今回のエボラ出血熱は、今もなお有効な薬が存在せず、急ピッチでその研究が進められているところです。
東京、横浜、新潟…相次いで報告されるデング熱感染
国内では70年ぶりと言われるデング熱の感染。この問題は、東京代々木公園を訪れた人が蚊に刺され感染したものと見られ、少なくとも10人以上感染したとされています。デング熱とはデングウイルスによる感染症で、蚊を媒体し人へ感染します。感染後は1週間~2週間ほど潜伏期間があり、その後症状があらわれると40度近くの発熱や頭痛、発疹や関節・筋肉痛を伴い、重症の場合死にいたることもあるので注意が必要です。
スポーツニュース
大阪桐蔭、夏の甲子園優勝
毎年熱い死闘が繰り広げられる高校野球全国大会。球児たちは幼少時代からこの日の栄光を夢見て毎日練習に励み、青春の全てをかけてここまで勝ち上がってきました。今年の決勝戦は、大阪桐蔭高校と三重高校が激突。2回表、三重高校が2点先制するもすぐさま2回裏、3回裏と大阪桐蔭高校は得点し同点に追いつきます。5回表で再び三重高校が1点返し試合をもち直すも、7回裏、大阪桐蔭高校が2点を返しそのまま逆転勝ち。手に汗握る白熱した試合となりました。
サッカー日本代表香川真司が、古巣ドルトムントと再契約
イギリス「マンチェスター・ユナイテッド」所属の香川選手が、2年前まで所属していた古巣のドイツ「ボルシア・ドルトムント」と再契約したことが正式に発表されました。クラブチームの公式発表では、2018年6月までの4年契約。家族のように過ごした懐かしいチームメイトや大勢のファンに、「おかえり、シンジ!」と温かく迎え入れられました。この決断に至るまでには香川選手自身が多くの悩みを抱えながらも、「感謝の気持ちでいっぱい」と移籍について語っています。
エンタメニュース
ガレッジセール川ちゃん、新種のカニ発見
お笑い芸人ガレッジセールの川田さんが、番組のロケで訪れていた沖縄久米島の海中洞窟探検中にカニを捕獲。なんとそのカニが新種であり、しかもどの属にも属していないことが判明しました。第一発見者となる川田さんは、早速そのカニに命名。「カワタガニ」という名前で登録されることとなりました。
あの人気NHK教育番組キャラクター“はに丸王子”が25年ぶりに復活
アラフォー世代なら誰でも知っている“はに丸”と“ひんべえ”。この度、特番で25年ぶりに一夜限りの復活を果たしました。「はに丸ジャーナル」という大人向け情報番組で時事問題に迫る企画。はに丸はなんとジャーナリストとして登場し、当時の視聴者(子供たち)が大人になった今、一緒に考えるというものでした。今でも多くのはに丸ファンは健在で、ネットユーザーや芸能界からも復活を喜ぶ声が寄せられています。
夏はフェスで汗を流せ!
花火に旅行にバーゲンに!夏は各地でイベントが開催されています。特に熱い盛り上がりを見せるのが夏フェス。野外で思い切り汗を流す音楽祭として、毎年大いに盛り上がっています。中でも国内最大級の夏フェス「サマーソニック(通称サマソニ)」には、国内外より人気注目のアーティストが一堂に会し、最高のパフォーマンスで会場を沸かせます。今年は東京と大阪の2会場での開催。年々ジャンルの垣根を越え、多くのミュージシャンが参加することでも注目を集めています。