政治・経済・社会
緊急事態宣言の扱い迷走
7日に首都圏の1都3県を対象に8日から来月7日までの期間、緊急事態宣言を出すことを決定した政府。その後関西圏3府県と福岡、愛知、岐阜、栃木が緊急事態宣言を出すこととなりました。
緊急事態宣言が出されてから、29日で3週間となる中、現在、対象となっている11都府県では、直近1週間の新規感染者数が、前の週と比べて減少傾向にあります。一方で医療提供体制はひっ迫しているとして、来月7日までの期間で一括して緊急事態宣言を解除するのは難しい状況です。
政府は、感染状況などを見極めるとともに、宣言のもとで実施している対策の効果を慎重に分析し、宣言の扱いを判断する方針です。
首都圏在来線で終電繰り上げ
JR東日本は、緊急事態宣言が再発令されたことを受け、1月20日から首都圏の在来線の終電時間を繰り上げると発表しました。
対象は山手線など11路線。ダイヤは変更せずに深夜帯を運休、終電を8~32分ほど繰り上げる方針です。
首都圏の私鉄も同様に20日から終電を繰上げ。新型コロナウイルス感染拡大を抑制することを狙っていますが、代替輸送は行わず、緊急事態宣言が解除された後も継続するか不明です。
スポーツニュース
駒沢大学が7年ぶり13度目の箱根駅伝総合優勝
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路が1月3日に行われました。最終10区で逆転した駒澤大学が総合優勝です。
創価大学と2分21秒差の3位で復路をスタートした駒澤大学は、6区で花崎悠紀選手が区間賞の走りで2位に浮上。10区でトップの創価大学と3分19秒差で襷を受けた石川拓慎選手が区間賞の快走を見せ逆転。
駒澤大学は第84回大会以来13年ぶり7度目の総合優勝、往路優勝の創価大学は52秒差で準優勝となりました。
8年ぶり田中将大が日本球界復帰
大リーグ ヤンキースをフリーエージェントとなり、古巣のプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスに復帰することが決まった田中将大投手。日本球界でプレーするのは、楽天を球団初のリーグ優勝と日本一に導いた平成25年以来、8年ぶりです。
背番号は楽天時代につけていたエースナンバーの「18」。契約期間は2年で、年俸は推定で9億円に出来高払いがついているとのこと。
プロ野球史上最高の年俸となりました。このことは米メディアも相次いで伝えており、ホームである東北のファンからは、再び被災地を元気づけてほしいと期待の声も上がっています。
エンタメニュース
20GB月額2,480円!au新ブランド「povo」
KDDIと沖縄セルラーがau向けのオンライン専用新料金ブランド「povo(ポヴォ)」を発表しました。
ドコモやソフトバンクが月額2,980円なのに対してauは月額2,480円で提供し、新料金プランに対抗しています。通話定額は付いておらず、音声通話は30秒あたり20円。無料通話分は別途オプションになります。
povoはauの4Gと5Gネットワークに対応し、5Gは2021年夏に対応する予定。ユーザーそれぞれの使い方によってまた選択肢が広がるでしょう。
コロナ反映した「サラリーマン川柳コンクール」
第一生命保険が「第34回 第一生命サラリーマン川柳コンクール」の優秀100句を発表しました。
入選作には、「テレワーク 大きな子供が ひとり増え」「ハンコ不要 出社も不要 次はオレ?」などテレワークにちなんだ句や、「今の何? 半裸横切る Web飲み会」「ズーム飲み 背景代えて はしご酒」「どこにある ステイホームで 俺の場所」など、リモート飲み会ネタなどコロナ禍でのトレンドを反映した句が選ばれています。
100句の中からベスト10を決める投票が特設サイトで行われているので、共感したり、癒されたりしながら選んでみてはいかがでしょうか。