「玉の輿」といったら古来より女性のあこがれですね。裕福な男性のもとに嫁いで幸せな暮らしをすることを指します。そしてその逆パターンを「逆玉」と言い、男性が裕福な女性と結婚をすること言います。
女性の社会進出によりバリバリ稼ぐキャリアウーマンは増えており、実際に逆玉に乗って幸せになる男性も増加しています。
ハイステータスな女性から選ばれる男性はどんな特徴があるのでしょうか。
逆玉のメリット・デメリット
「逆玉の輿婚、…そんなの良い事ばかりでしょ?」と思うかもしれませんが、もちろんデメリットも存在します。
”逆玉”のメリット
経済的に豊かになれる
まず一番に大きいのが「経済的なメリット」でしょう。不安定な世の中で、金銭的な強みがあるのは素晴らしいことです。実力のある女性と結婚出来たらとても頼りになりますよね。お金に余裕があるカップルはケンカしづらく、別れづらいとも言われています。稼ぐ女性と結婚できたら心身ともに余裕のある暮らしができるはずです。
・ステータスを手にできる
玉の輿に乗るくらいですから、パートナーの女性は社会的にも高い名声を得ているはず。女医、大企業の役員、起業家、会社経営者…そうしたバリバリの有能女性をゲットして、生涯の伴侶にしたというのは一つのステータスとなります。あなたに魅力が無ければハイスペックな女性は振り向かないからです。
・好きなことに専念できる
パートナーに経済的な余裕がある場合、あなたがガツガツと仕事に取り組む必要がなくなるかもしれません。ともすれば「専業主夫」になってくれと頼まれることも。ゆとりのあるお金と時間を存分に使って、自分の好きな趣味などに専念することも可能になるでしょう。
”逆玉”のデメリット
・離婚率が高め
相手の経済力が高い場合、意にそぐわないことがあると「じゃあ別れる」と言われてあっさり離婚話が進んでしまう危険があります。生活水準が違う場合に感覚や会話が合わなくなってしまうことも考えられますね。パートナーをつなぎ留めておくために、「結婚したんだから」と安心してダラけることのないようにしましょう。常に魅力的であり、依存しすぎることなく、相手のことを思いやる気持ちが必要になってきます。忙しい女性を支えていく気概も持ちましょう。
・「頼りにならない」レッテル
女性のほうの地位が高い、いわゆる”格差婚”の場合、どうしても男性側が「頼りにならない」というレッテルを貼られてしまいがち。それを気にしてしまい卑屈になったり、パートナーに八つ当たりしてしまうと関係も破綻してしまいます。そうした周囲の目を気にしないポジティブさが重要です。
・子供が望めないことも
女性がバリバリ働くということは、ブランクを作れないということでもあります。たとえあなたが専業主夫として支えたとしても、代わりのいない仕事を担っている女性の場合は難しいかもしれません。「仕事が忙しいから妊娠・出産を希望しない、できない」と考えているハイステータスな女性も多いもの。そのときは子供をもたない選択肢も視野に入れる必要があります。現代社会はDinksも増えていますから、よくよく二人で話し合ってみてくださいね。
ハイスペック女性から好かれる男性・嫌われる男性
ハイステータスな女性から魅力的に思われる男性と、「ないな」と思われる男性の違いとは。選ばれるためにはどのような人間で有ればよいのでしょうか。
”選ばれる男性”の特徴
・思いやりがある
激務を続けているバリキャリ女性には、思いやりや癒しが何よりも必要とされます。やさしい男性がそばにいてくれれば、仕事にも張り合いが出ます。彼女の癒しになれるような包容力があれば、選ばれる可能性は高まります。
・家庭的
多忙なバリキャリ女性。家庭のことはおろそかになりがち。全部外部に投げてしまっている場合も多いものです。さりげなく、あるいは積極的に家事をこなすことができる男性がいれば、気兼ねなく仕事に専念できますね。
・理知的
対等な会話ができ、金銭感覚なども似通っている男性が求められます。さまざまな知識を身に着ける努力をし、時事ネタなどにも敏感になり、さまざまなことにアンテナを張るようにしましょう。
・努力家で向上心がある
バリキャリ女性は向上心のある男性を好みます。何事にも努力している姿勢を魅力的に感じるでしょう。ただ一方的に頼る気持ちでバリキャリ女性にすり寄ってもソデにされてしまうでしょう。
・素直で柔軟な考えができる
「女性がガンガン稼いで男性がそれを支える」、というのは一般的には「逆」と思われてしまいます。そうした固定観念にとらわれず、二人で頑張ろうと思える人は逆玉の輿婚を掴みやすいです。パートナーとはさまざまな感覚が違うかもしれませんが、それらを話し合いで解決できる柔軟さ・素直さも大切です。
・前向きでポジティブ
周りからなんやかやと言われることもある逆玉婚。そんなのは気にせずに邁進できるポジティブな男性が選ばれやすいんです。愛情をもって、胸を張って結婚生活を送りましょう。
”選ばれない”男性
・プライドが高い
男性のプライドが高く、「女のくせに」「エラそうでナマイキ」「もっと自分を立ててほしい」という態度でいては、バリキャリ女性からは敬遠されてしまいます。
・依存心が強い
自立心の高い女性に引っ張っていってもらいたいと望み、自分からはなにもせず寄りかかることを考えている男性は、バリキャリ女性から好きになってもらえる可能性は低いでしょう。
・お金目当てが明確
あまりにも相手のお金やステータスが目的なのが明白で、お金の話ばかりをしていたら、さすがに相手も冷めてしまいます。
・卑屈でネガティブ
プライドが高いのも困りものですが、「どうせ自分じゃかなわない」と卑屈になって、自虐を言ったりネガティブに反応する人は、ハイステータスな女性も扱いに困ってしまいます。彼女に並ぶほどとは言いませんが、恥ずかしくないような態度でいましょう。
・気遣いができない
忙しいバリキャリ女性。誰かに寄り添ってほしいと願っています。気の利かないパートナーでは疲れてしまいますから、「この人じゃダメだ」とすぐにフラれてしまうことになるでしょう。
出会いの場所は?ハイステータス女性と会うには
そもそもハイステータスな女性はどこで出会えるのでしょうか。知人や友人の紹介ではそうそう難しい場合もあります。その場合は、婚活サービスを活用するのがおすすめです。
結婚相談所
結婚相談所は相手の年齢や年収を知ることができます。そこには年収の高い女性の登録もあるでしょう。ただ、ハイステータスな女性はほんのひとにぎり。年齢や容姿などの選択肢は柔軟に広げて、自分磨きを頑張らないと選ばれることはまずありません。
異文化交流会
多くのハイステータスな男女が集まる交流会です。都内を中心に、さまざまな職種の一流の男女が集い、交流を楽しみます。そこにはバリキャリ女性を見かけることもあるでしょう。あなた自身もある程度のスペックを有していることが望まれます。コミュニケーション能力が高い人におすすめの出会いです。
婚活パーティー
女性が年上、女性に年収制限があるパーティー、あるいは年収制限が一切ないパーティーなどに参加すると、バリキャリ女性に合うことができるでしょう。
再婚希望などにも枠を広げると、なおさら出会いの可能性が高まるでしょう。
逆玉を狙える女性を見抜くには?婚活パーティー編
どこを見ればハイスペックな女性だと分かるのでしょうか。ポイントをまとめました。
身に着けているもの・会話で判断
ハイステータス女性は上品で年齢相応の、しっかりとした身なりをしています。爪や靴まできちんと手入れが行き届いています。ごてごてとブランド物を身に着けている=バリキャリではありません。全体の雰囲気で判断しましょう。
会話が非常に理知的で、さまざまな物事を知っており、美しい言葉遣いをします。気づかいもできます。それについていける教養が必要になります。
プロフィールで判断
年収がしっかり書いてあればよいのですが、そこを空欄にしている方もいます。どんな仕事をしているか、業務内容などを聞くことで、大まかな相手の地位や年収を推測することはできます。あまり探るようなことを聞くと警戒されてしまいますから、それとない話題の中で相手の情報を引き出してください。
逆玉狙いの婚活パーティーで注意すべきこと
ネガティブな発言をしない
ハイスペックな女性を前にするとつい過度な謙遜や大げさに相手を持ち上げるような言葉を使いがち。それはとてもネガティブに映ってしまいます。「すごいですね!」と褒めるのは良いのですが、自分を下げるような言い方をするのはやめましょう。そうしたお世辞は聞き飽きているものです。
仕事の愚痴やマイナスの話題は封印し、パーティーの場ではただ楽しい会話を心がけ、下ネタや人を馬鹿にして笑いを取るような言動は避けましょう。
ライバルの多いパーティーは避ける
あなた自身がスペックに自信が無い場合は、ハイステータスな男性の集まるパーティーは避けたほうが良いかもしれません。年収以外の魅力があるのならば良いですが、どうしても周囲の男性からは見劣りしてしまいます。カップル成立をねらうのなら、ライバルが少ないパーティーを選びましょう。
まとめ
女性が活躍する世の中になり、男性も逆玉のチャンスが増えてきました。「よし、稼ぐ女性と結婚するぞ!」と考えているだけでは、都合の良い出会いは降ってきません。
逆玉の輿婚にはさまざまなデメリットもありますし、本人の努力も必要になります。
それでも自分の良い部分を最大限に発揮して婚活に取り組み、出会った女性を愛して大切にすることができれば、幸せな将来が開けていくでしょう。