揚げ足取りをする人はどんな心理と特徴があるのか

揚げ足取りという言葉があります、調べると人の言いまちがいや言葉じりをとらえて非難したり、からかったりする、と出て来ます。

皆さんも揚げ足をとられ経験、またつい揚げ足を取ってしまった事があると思います、中にはしょっちゅう揚げ足を取る人もいるかも知れません、そんな人はどんな心理で揚げ足を取るのかまた、そんな人の特徴はどんなものなのでしょうか、そもそも揚げ足を取る人は些細な事で文句を言ったりいちゃもんをつけてくる人です、単に細かいところに目が着きやすかったり行動に自信が無く周りにかまって欲しいという寂しがり屋な面があります。

揚げ足を取る人の心理環境

揚げ足を取る人の心理には人より優位に立ちたい、どんな些細な事でも相手より自分が優位に立って無いと気がすまないという心理があります、職場で立場的に優位なところを示したい、示さないといけないのに部下の方が優れているという場合は揚げを取ることで自分を保っているのです、重箱の隅をつつく様な揚げ足を取るのです。同僚の場合も似ていますが相手より優れている部分を示して自分が上にいるというアピールがあります。正攻法では勝てないので揚げ足を取る事で自分を誇示しているのです。

友人などで揚げ足を取るタイプの人は友人のグループの中で優位に立ちたい、認められたい、同時に周りに構ってもらいたいという寂しい心理から揚げ足を取ってきます。

また、周りからの評価に劣等感を感じている場合にも揚げ足を取ってきます、自分は正当な評価を受けていな不安や自己愛から揚げ足を取ってしまうのです。

周りを自由に動かしたい、常に自分に主導権が欲しい人も揚げ足を取ってしまいます、人の行動の細かいところを気に入らないと揚げ足を取ってきます。

タイプとして自分を過大評価したり相手を見下してる人も当てはまります、何かにつけて自分が優れていると思い込んでいる為相手の些細な行動の揚げ足を取り自分が優位だと証明しているのです、その根拠に裏付けもなければ成功体験も論理的根拠もないのです。相手を下げて自分の自信の根拠にしているのです。

また、揚げ足をとるという行動には先ほども説明したように心理的な不安感が表れていることが、往々にしてあります。周りの人間が信用出来ない、信用できる環境にない場合などがあります、この場合当人の問題と周りの問題もあります、親しい友人が、揚げ足を取るようになってしまった。穏やかな性格だった部下が後輩に対して、重箱の隅をつつくような指摘ばかりしている、という場合は周りの環境も要因の一つでしょう。

では揚げ足を取られたら？

まず揚げ足を取られた場合は、別に問題はない、自分が正しいと自信をもって考えているのなら、そこまで気にせずにいることも精神的な安定を維持するためには大切です、また友人が揚げ足を取り始めたのであれば、なぜそうしているのか、しっかりと相談に乗ってみるということも対処法の一つです。

こういった相手に遭遇してしまった場合は、疲れてしまうかもしれませんが、すきを見せないようにすることが大切になります。相手を引きずり下ろして自分が上に行こうとする場合は、疲れてしまうかもしれませんが、すきを見せないようにすることが大切になります、問題は個人だけでは無い場合もあります周囲の環境に問題がある場合もあります。

親しい友人が、揚げ足を取るようになってしまった。

穏やかな性格だった部下が後輩に対して重箱の隅をつつくような指摘ばかりしている、という場合は、なぜその人がそういう行動を取るようになったのか、周辺の要因も考えていく必要があるでしょう。

そんな揚げ足を取られてしまったら対抗するのはやめましょう、相手は自分が正しく相手が間違っているという勘違いをしてるのです、確かに、自分がちゃんとしたことをしているつもりなのに、細かい指摘をされればイラっとなるでしょう。ですが、そこで言い返したり、やり返したりしてしまうと、それは、かえって相手の揚げ足取りを増幅させてしまいます。身体的な内容、あるいはパワハラのように人格を否定される、そのようなことでもなければ、一旦は受け入れてましょう。

ただ、いちゃもんをつけているだけのようなこともあります。

黙っていれば納得して引き下がってくれる場合もあります、ですのでひとまず落ち着いて揚げ足取りを受け流すくらいの余裕を持ちましょう。

また、寂しいから構ってほしくて揚げ足を取りをする人を無視するのはNGです、相手にしてほしいから揚げ足をとるわけですから、無視をすれば、エスカレートする可能性があります。

とりあえず黙って話を聞く、また会話がつらいのであれば、無視をするのではなく、職場であれば席を離してもらう、間に上司や先輩を挟んでもらうなど、物理的な距離を置くなどの対処法が効果的でしょう。

また大切なこととしてやり返さないこと、無視しないことの次にやっていただきたいのが、ありがとうございますと相手に感謝を伝えることです。

気になってもとりあえず感謝しておく。もちろんこの対処法は理不尽に揚げ足を取りをされた場合でも有効です。

歪んではいますが、相手はよかれと思ってやっています。それが承認されれば嬉しくなるもの。何度も頻繁に揚げ足取りをされるのであればまた別ですが、数回あれば我慢して感謝をしするのも効果的です。

特に職場での場合は注意が必要です。

揚げ足をとる、とられた、という場面で実は最も怖いのが、揚げ足を取られたと思っている自分の勘違いという場合、当たり前ですが、ミスを指摘したのだけなのに、「揚げ足を取られた」と言われてしまったら、たまったものではありません。

職場であれば、一気に信用がなくなってしまう可能性もあります。揚げ足を取られたと思っても少し冷静にになりましょう。

まずは指摘を受け止め、「ご指摘ありがとうございます。」と感謝の意識、そして改善する意思があることを伝えるのです。

揚げ足を取られたとしても、他の人に意図が伝わっていれば何も問題はありません。議論をする際重要なのは、1対1の状況にならないことです。

必ず第三者の存在がいることで議論をするようにしましょう、仮に揚げ足を取られたとしても周りに人がいれば、「この人はまた揚げ足をとって嫌な感じだな」と思ってくれるようになります、そうなれば何の感情も抱かずスルーすることができます。

ただし、その人が権限を持っている場合は、その都度対応する必要があるので注意が必要です。

その場合は、揚げ足を取られることのないよう準備を念入りにしていき、万全な状態で臨むようにしましょう。

対処はそれぞれになりますが、揚げ足を取る人を真に受ける必要はありません、まともに相手をするとあなた自信が、精神的に疲弊してしまうかもしれないからです。誠意をもって対応しようとすることが逆効果になったり自分が自信を失うことになっては意味がありません、正論を述べていることもありますが、問題は人を傷つけるような高圧的な言い方なので、自分の感情を抜きとして、本質を見るように意識すれば参考になる意見も多々あります。

些細なミスを指摘され、ネチネチと言われると、こちらも相手の欠点を突っ込みたくなります、しかし、揚げ足を取る人たちというのは、非常にもろくて、不安定なプライドを必死に守っている事が多いのです。

そうした、彼らの繊細なプライドを否定してしまうと、他に安定した拠り所がないため、あなたの言動を根に持ち、更に激しくあなたを攻撃してくる可能性があります。

怒りたくなる気持ちを抑えて、相手に理解を示す態度に徹しましょう。

そして揚げ足を取る人と関わる時は言い間違いなどの間違いをそのままにしておくと揚げ足を取られてしまいます。

なので、自分で気づいたら早めに訂正する事をおすすめします。

隙や弱みを見せるとつけ込んでくるのでなるべく会話をする時は気をつけましょう。揚げ足を取る人にとって言い間違いや矛盾などの間違いは格好のターゲットになるんです。

ちょっとした言い間違いやちょっとした勘違いなどでもそれを大きな間違いやミスのように指摘してくるので気をつけましょう。

揚げ足を取られてしまうとイライラしたりストレスを感じやすくなります、なるべく揚げ足を取られないように揚げ足取りをされないためにも言い間違いなどの発言ミスは早めに訂正するようにしましょう。

揚げ足を取る人の多くが承認欲求が強く誰かに認められたい気持ちが強いです。揚げ足を取るのも自分が優れていると周りやあなたにアピールしたいからなんです。

なので揚げ足を取られた場合は、その通りですね、参考になります、指摘ありがとう、などポジティブな言葉を返してみましょう。

ほとんどの人が褒め言葉などを返すといい気分になるので必要以上に揚げ足を取るような事をしなくなるのです。

揚げ足を取られると内心ではムカついたりイライラしたとしてもフリでもいいので褒め言葉や称賛する言葉を使いましょう。これをすれば必要以上揚げ足を取ったり批判や指摘もしなくなるでしょう。

その他にも日頃からこの人は揚げ足を取る言動が多いと思ったらなるべく褒めてあげましょう。誰だって褒めてくれる人に対しては必要以上に責めたり攻撃的な姿勢をしなくなりますよね、なので揚げ足を取る人に対しては褒め言葉を使うようにする事は非常に効果的な対処法と言えます。

言い間違や微妙なニュアンスの違いなどで突っ込んでくる揚げ足取りもいます。

それを防ぐためには、ボキャブラリーの幅を広げておくといいです。

日本語は世界でともかなり難しい言語です、知っていたつもりで実は違った意味で使ってしまっているような単語って結構あるんです。ですので、わからない単語があれば国語辞典で調べたり、読書をしたりして日本語の知識を増やしましょう、日本語を完璧に近い形で使いこなせるようになれば、揚げ足取りな人にツッコまれることはなくなります。

むしろ、勘違いしている揚げ足取りをこちらが指摘するようなことになるでしょう。

揚げ足を取る人は、人を不快にさせたいなどと子供みたいな気持ちを持っていることが多いです、そんな子供な人を真っ向から相手にすることはないのです。

向こうが子供なら、こちらは大人な対応でうまく揚げ足取りな人をかわすことができればそれでいいのです、例えば、相手を大人ではなく小学生だと思って接してみたりするとどうでしょう。小学生に言い間違いを指摘されても「可愛いもんだな」と思えますよね？

同じ大人だからと思って相手にするから自律神経を乱されてしまうのです。

子供だと思えば、揚げ足取りな人の発言を真に受けないようになりますし、そのまま受け流すスキルが身につくはずです。

あなたは立派な大人ですから。

まとめ

周りから煙たがれたり嫌われやすい揚げ足取りをする人。揚げ足を取るような人とはなるべくなら関わりたくないと思う人も多いのではないでしょうか。揚げ足を取る人は厄介です、自分が認められたい、劣等感から、立場を強くしたい等様々です。まともに相手をすれば自分が辛くなるだけです、相手は子供と一緒なので軽く流すか表面状謝るのが良いでしょう。

軽く受け流すことでストレスを軽減できます。

そして軽く受け流したあとはそれ以上話をするのはなるべく控えて、再度攻撃されるのを防ぎましょう。

揚げ足を取る人に対しては1番効果的なのがそもそも関わらないようにする事です。

無視する技術、つまりスルースキルを高める事か効果的です、あなたが揚げ足を取られた時に反論したり言い争いをしようとすると更に面倒くさいことになるケースが多いです。

何故なら揚げ足を取る人はなかなか非を認めたり謝る事ができません。

屁理屈を言われたり論点をすり替えたりされてややこしくなってしまいます、なのでまずは関わらない、揚げ足を取られたら無視や言い返さないように心がけましょう。言い争いになっても揚げ足取りをする人は謝らないので最終的にあなたはイライラしたりストレスを感じるだけ、なるべくなら関わらないように日頃から距離を置いたり仲良くしないようにする事をおすすめします。そもそも揚げ足取る人と関わってもあなた自身に良い影響を与える事がありません。かなり面倒くさいですが関わるなら大人に対応しましょう。