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お役立ちコラム

超年上妻のリスクと現実は・・・?

超年上妻といえば、最近離婚した磯野貴理子さん。元夫が放った残酷な言葉「自分の子どもが欲しい」に世の女性は素早く反応し、非難が集中したのは記憶に新しいですね。
しかし、男性の多くは「このケースはしかたないことではないか」と捉えている方が意外に多いことも分かりました。

50代の女性に対してあまりにも酷な言葉

20代30代の夫婦でも、子どもが授からない人はいます。その場合、原因を調べたり、治療をしたりという選択肢をする方もいます。不妊の原因は男女ともにあることは近年の常識。夫婦でどうするか話し合っている方も多いでしょう。
しかし磯野貴理子さんの場合は、妊娠そのものが不可能な年齢。到底無理なことを突き付けて離婚の理由にするのは、あまりにも酷ではないかと、日本中の女性が傷つけられました。

最初から想定されていたことなのでは?

結婚当初、夫は24歳。それに対し磯野貴理子さんは48歳。妊娠が簡単にできる年齢ではないことは、あらかじめわかっていたはずです。
それなのに、55歳になってから「あなたは妊娠できない身体だから」と言われても、生物の生殖機能上、どうしようもありません。
あくまでも想像ですが、磯野貴理子さん自身も元夫に対し「子どもは望めないけれどいいのか?」と聞いたと思います。

24歳の若い青年が31歳にもなれば、考え方が変わる

結婚当初は「二人で楽しく過ごせれば、子どもはいなくてもいい」と思っていたのかもしれません。しかし、7年の結婚生活を経て、夫には明らかに考え方が変化したのかと思われます。
元夫は学生気分の抜けない24歳の青年から、将来の設計を考える31歳になっています。その間、周りの友人たちの変化もあったことが予想されます。
周りの友人がどんどん結婚し、子どもが産まれていく・・・そういう現実を目の当たりにしたのかのしれません。冷静になって考えて「自分はこのままだと一生自分の子どもに会えることはない」と分かり、本当に自分の人生これでいいのか、と自問自答したのかもしれません。

血縁にこだわる日本社会

もし年齢的・状況的に難しい2人でも子どもが欲しいのだったら、養子を得るという選択肢もあります。海外では普通に行われていること。しかし血縁にこだわる日本社会では、まだ堂々と「我が子は養子なんですよ」と言いにくい風潮があります。
もっと養子縁組が広がり、理解も広がればいいなと願うばかりです。

言いにくいことを代弁してくれた、とも

今回、男性の中には「言いにくいけれども、言いたいことを代弁してくれた」という声があったもの確かです。
結婚を望む独身男性の7~8割は、子どもを望んでいるとも言われています。ですから、結婚相手を探す時に、どうしても年齢は気になります。表向きは「その人が魅力的であれは年齢は関係ない」と言っていますが、やはり内心は気にしているもの。35歳を過ぎた女性の婚活がいかに難しいかは、出産適齢期の問題が潜んでいることは間違いありません。
また、男性本人が「40歳くらいの女性と一緒になりたい」と親に紹介しても、孫が望めないのではないかと両親に反対されるケースも聞きます。

とてもシビアな女性の出産適齢期

出産適齢期が迫った女性の場合、婚活で出会った男性と順調に交際が発展したら、思い切って子どものことを相談してみるといいでしょう。もちろん言い出しにくい質問かもしれませんし、聞いても相手がはぐらかすかもしれません。
磯野貴理子さんのようなケースはまれでしょう。しかしまだ日本の社会では、結婚したら「子どもは?」と聞かれ、圧力を感じるカップルは多く、そのプレッシャーの多くが女性にのしかかるという点は否定できません。
2人の将来を真剣に考えるのだったら、子どもの問題は避けては通れないことと捉えておきましょう。

  
 

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