結婚相談所に入会したり、婚活パ―ティーに参加したりすれば、いずれ素敵な異性と巡り合って結婚できるもの・・・こう考えている人は多いかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。
「この人、悪くないかも」こそ逃してはいけないのです。
愛情よりも条件から見てしまう婚活
恋愛はまずお互いに好意が芽生える所から始まります。恋愛感情を持った男女なら、多少の問題はなんともありません。二人で乗り切ることを前提に話が進みます。ですから恋愛結婚では「条件から入ったらこの人とは一緒にならなかったかも」という人が多いのです。
そして、いざ結婚してみると、こだわっていた条件なんて大したことではなかった、お互いの人柄が気に入ることが一番、と確信します。
一方で婚活となるとちょっと変わってきます。なぜならお互いに条件を提示し、まずここで双方が気に入るかどうか判断します。
目の前に条件を提示されると、どうしても厳しく品定めをしてしまうのが人間の性。
何もかも気になりだし、自分に会う人が見つからない→結婚相談所や婚活パーティーにはいい人がいない→もう婚活はやめる、となってしまうのです。
条件で除外した人の中にあなたと気の合う人がるかもしれないのに!
ここで言いたいのは、条件で除外した人の中にあなたと気の合う人がるかもしれない、ということ。合う前に条件だけ見て断ることは、大きなチャンスを逃していることなのです。
ですから、結婚相談所のアドバイザーは「条件は一つだけにして」などアドバイスするのです。
それを「妥協しろというのか?」と気分を害するようでは、なかなか良縁に恵まれません。
妥協させているのではなく、実際に会ってフィーリングを確かめる方がずっと大切であることをアドバイザーは心得ているのです。
「この人、悪くないかも」と思える人こそ逃してはいけない
婚活パーティーや結婚相談所で「この人、悪くないかも」と思える人に出会うこと自体とてもまれであり、めったにないことなのです。
条件は付ければ付けるほど、大きくチャンスが減るのが婚活。その中で「この人悪くないかも」という感情を抱く異性に出会えたこと自体が、かなり貴重であり、めったにないこと。
ですから大きなチャンスと思ってアプローチすべきです。
やってはいけないのは、「絶対にこの人がいい」と思える異性に出会うまで婚活を続ける、というもの。全て自分の希望通りの異性は存在しないと思った方がいいでしょう。
「ちょっといいかも」「悪くはないな」これくらいの感情を抱いたお相手こそ逃してはいけないのです。