婚活パーティーでカップルになった彼。定期的にデートに誘ってくれるし一緒にいてそれなりに楽しい。けれども一つ大きな問題が・・・
「彼が告白してくれない」
前回も「きっと次のデートで告白してくれるだろう」と期待していたのにしてくれず。「私に言わせる気なのかな?」と思いつつも、自分からは告白したくない女性の心理があります。
●恋人なのか男友達なのかはっきりさせたい女性
女性は男性に対し、彼には自分だけを見つめていて欲しい、と思うものです。ですから一方的に恋愛感情が沸いても「付き合って」「うん」というやりとりがなければただの友達。そのやりとりがあって初めて恋人同士になります。
いわゆる「付き合っている」状態になるのです。
「もう何回もデートしているし、言わなくてもニュアンスでわかるでしょ」と思う男性もいるかもしれません。でも女性の心の中では「まだ付き合っていない」のです。けじめの言葉が無い限り恋人ではなく男友達なのです。
●時代は変わっても恋愛待ち体質が抜けない女性
時代は変わってきており、男女の垣根がだんだんなくなっている現代。でも女性はまだまだ恋愛待ち体質から抜け出せていません。
女性は「告白されれば付き合う」と考えている方が多いのが現実です。
女性からは好きな素振りや告白して欲しい様子こそ見せるものの、肝心の告白は自分からしません。
なぜなら男性から告白して欲しいと願っているからです。
女性自身は「白馬の王子様は絶滅した」「幸せは自分でつかむ時代」と言いながらも、どこかで男性に選ばれたいという潜在意識があるのです。
●傷付きたくない。告白しない男性
恋愛待ち体質が抜けない女性に対し、なかなか告白しない男性。「傷つきたくない」「SNSで拡散したら恥ずかしい」などの理由で自分から告白しない男性が増えています。
もちろんこれらだけが理由ではありません。従来の男らしさの押し付けや一家の主という家族観、妻子を養って一人前という固定観念、時代が変わってもいろいろと縛られることが多いのも現実。
「告白する自信がない」と考える男性が増えるのもうなづけます。
これでは恋愛のミスマッチが起こるばかり。生涯未婚率の上昇の一因にもなっているのかもしれません。
●女性から告白するなんてはしたない?
その昔、女性が自分から相手を選ぶことはあまりありませんでした。お見合い写真を撮って男性側に見てもらい、気に入られることを「見初められる」言いました。
「出戻り」という言葉は離婚した女性に対する差別に近い用語で男性には使われません。
長い間、恋愛や結婚は男性が主導権を握ってきました。
現在結婚適齢期にある男女の父親・母親が男性主導世代のため、幼少のころから恋愛において女性が上手に出ることははしたない、という空気感を植え付けてきたのかもしれません。
●絶対に成功します!男性から告白しよう!
基本的に3回目以降のデートに誘って来てくれるのなら、お相手の女性は自分と付き合う気があると思ってOKです。
もしお付き合いする気が無いのなら、デートに誘った時点でお断りするでしょう。
女性は、3回目以降のデートの誘いに応じているのだから、そろそろきちんと告白して欲しいと思っています。お相手の男性に好意があるからデートの誘いに応じるのです。
ですから、男性は告白してもNOと言われる可能性はほぼないと思ってください。勇気を出して告白しましょう。
ずるずるとタイミングを逃すと「煮え切らない男」と認定され、女性の心は離れていってしまいます。