失恋…、できればしたくないですが、人間どうしても1度や2度は大きな失恋をしてしまうもの。そんなときに失恋の傷を癒してくれるものや失恋から立ち直る方法をご紹介します!忘れられないほどの恋はとっても素敵なことですが、早く立ち直って次の素敵な恋と運命の人と出会う準備をしませんか?
失恋とは?
失恋とは、その文字が表すとおり、恋を失うということですね。
皆さんも一度は失恋をしたことがあるのではないでしょうか?そもそも失恋の内容は、片思い、恋人との別れ、人によってその理由も様々だと思います。
失恋の具体的な状況としては…、
- 片思い中の相手に告白をして振られた
- 仲の良い友達や親友に好きな人を取られた
- 恋人に別れを告げられた
- 恋人が浮気をした
- 相手が自分以外の他の異性を好きになった
というようなことが挙げられます。
では、失恋をするとあなたはどのような状態になりますか?
- 食欲が沸かない
- 眠れない
- 何もする気が起きない
この他にも人によって、状況はさまざまです。
そして、一度失恋をするともう二度と恋なんてできない、自分のどこが良くなかったんだろうなど、いろいろなことを考えてしまいます。
男女によって、失恋の傷つき方は違う?
失恋は男性でも女性でも関係なく訪れるものです。
一般的に男性よりも女性のほうが失恋をした直後の精神的ダメージが大きいと言われています。
しかし、女性は心の傷が癒えてしまえば、あっけらかんとし、精神的ダメージから回復します。精神的にも金銭的にも自立した女性が多く、特に男性との別れは昨今の女性にとってはさほどダメージにはならないようです。
しかし男性はその逆。一見、なんの痛手もないように見えますが、別れを引きずりがちになり、なかなか次の恋に踏み出すことができないという方もいらっしゃるのです。
①男性はどんどん傷つくって本当?
男性が失恋をした後、どのような傾向になるのかをまとめてみました。
男性は失恋した後は、すぐにスッキリした気持ちになる傾向にあるようです。
しかしスッキリとした気持ちはずっと続くわけではなく、時間が経つにつれてスッキリとし感情から、落ち込んだ感情に変化をします。
男性が、恋人とお付き合いをしていたと仮定してみましょう。女性とお付き合いをしていると自由に飲み会や遊びに行けなくなるという人も多いもの。彼女の都合に合わせないといけない人は、ストレスを感じることがありますが、男性は女性と別れることで失恋直後は悲しいと感じつつも、解放感を感じる傾向に。
しかし、そのスッキリとした感情はいつまでも続くわけではなく、時間が経つにつれて徐々に「フラれてしまった」ということを実感します。
そして、喪失感とともに寂しさや悲しさという感情が生まれてきるのです。
片思い中だった場合もさほど変わらず、最初は仕事や趣味に打ち込んで、失恋したことも忘れることができます。
しかし、思い出を美化するようになり、未練をから抜け出せなくなるのです。
②女性は立ち直りが早い?
一方、女性は失恋しても立ち直りが早いとよく言われますよね。それはなぜなのでしょうか?
「あのとき、ああしていればよかった」
「自分のせいでこうなったのかな」
「私のどこは悪かったのだろう」
など考え、落ち込んでしまうことでしょう。
ならば、どうして女性のほうが男性よりも立ち直るのが早いのか。
それは、おしゃべりをして誰かに辛い気持ちを聞いてもらうことが、ストレス発散になるから。女性は、辛いときや苦しいときこそ誰かにその気持ちや状況を打ち明けて、失恋の悲しみを吐き出そうとします。そして、誰かに話すことで自分の心(頭の中)を整理し、気持ちを処理することにも繋がるのです。同性の友人に話を聞いてもらうことで、心がスッキリとして早く立ち直ります。
誰かに話を聞いてもらうことで、頭の中で別れまでを再現してそのときの感情を思い返し、怒ったり泣いたり…。心の中の思い出や未練も吐き出すことで浄化させていくのが女性とも言えます。だから、失恋をしても立ち直るのが早いのですね。
失恋をした際にやってはいけないこと
失恋をした際、やりがちなことではあるけれど、しないほうがよいこともあります。
このコーナーでは、男性・女性共にやってしまい後悔したこと、またやらないほうがよいことなどをご紹介します。失恋からは一刻も早く立ち直るようにしましょう!
①暴飲暴食
友人などと失恋を忘れるための楽しい食事や愚痴を聞いてもらうための食事や飲み会はかまいませんが、暴飲暴食、特にお酒に逃げることは注意しましょう。あなたの身体にもよくありません。
ご自身が健康でいられるからこそ、次の恋に活かすことができるということを忘れないようにしましょう。
②悲しみに蓋をする
悲しみに蓋をして、無理にはしゃぐ必要はありません。周りの人に心配をかけないようにするというのはとてもよいことですが、無理に蓋をして過ごすことは、あなたの心によいとは言えません。
悲しいときは涙を流し、徹底的に悲しい気持ちになるのもよいでしょう。
③自分を責める
「自分のここが悪かった」「もっとこうしていれば」など自分を責めてしまうこともNG。もちろん、次の恋に活かすための反省や振り返りは必要なことではありますが、自分を責めるということがやめましょう。
恋愛は二人でするもので、あなたがすべて悪いわけではないのです。
④一人で引きこもる
失恋をすると一人になりたいと思うのは当然のこと。だからといって一人で引きこもるのもよくありません。
もちろん、1日程度であれば自分だけの悲しみの時間として一人で引きこもることもよいと思いますが、外に出て新しい出会いを探すようにしましょう。
⑤相手を憎む
相手を憎んだり、恨んだりする行為は、決してあなたのためになりません。
自分を振った相手の存在が憎いと恨むことは、もちろん否定できない感情です。しかし、「なぜ自分を振ったのかと相手に執着し続けるといつの間にかストーカーになってしまうことも。ストーカー行為をする人は自分がストーカーしていることに気付かないもの。失恋が辛いことを理由に相手に迷惑をかけるのは、やめましょう。
失恋から立ち直りたい!おすすめの方法
失恋した時は、誰もがとても辛いもの。気持ちが落ち込み、どうしたらよいのか悩んでしまうこともあると思います。
「自分が悪いのかな」「どうしてこんなことになったんだろう」など自分を責めたり、相手を恨んだりと精神的にあまりよい状態であるとは言えない場合もあります。
もちろん、友人と思い切り遊んで発散したり、別の楽しみを見つけたりできればよいのですが、そう簡単にいかないのが失恋ともいえます。
そこで今回は、失恋をした際のおすすめの立ち直り方についてご紹介します。
人は失恋したからと言って仕事もしなければなりません、ご飯もたべなければいけません。いつまでも無気力でいるわけにはいかないのです。
「時が経てばそのうち忘れられるから大丈夫」なんていう人もいますが、ただ待っているだけでは前に進むことはできません。
相手のことを無理に忘れる必要はありませんが、ここでご紹介する方法で失恋をした方がこの後、少しでも前向きに笑顔になれれば幸いです。
①思いっきり泣いてみる
男性であっても女性であっても関係なく、思い切り泣いてみるがおすすめ。大人になってから、思い切り泣いたという方はそんなに多くないでしょう。
大好きだった人に振られたということは、当人にしか分からない悲しい出来事です。我慢する必要はありませんので、思い切り泣いてください。子どものころのように声をあげて泣いてもOK!泣いたあとはスッキリしますよ。
なかなか泣けないなという方は映画や本、失恋ソングなどを観たり聴いたりして感情移入をしてみては。
ただし、泣きはらすと目が腫れてしまいますので、翌日は仕事が休みという日を選びましょう。
②きっぱりと相手の連絡先を消す
相手への想いを断ち切るという意味でも、相手の連絡先をスパっと消してしまうのもよいでしょう。
写真やメール、LINEなどすべて消してしまうというのも、相手を忘れるのに効果的です。
お付き合いをしていた相手から失恋したのであれば、思い出が消えるのは悲しいことですが、いつまでも引きずっていては次の恋もできません。さっぱりとするために消すこともひとつの方法です。
③趣味や勉強に没頭する
失恋すると心だけでなく、一緒に過ごしていた時間にもポッカリと空いてしまいます。その時間に相手のことをあれこれ考えてしまうという悪循環に陥ることがあります。
その時間を作らないためにも、趣味や勉強など自分の興味のあることに打ち込むというのはとても効果的な立ち直り方です。
失恋について考える時間を少なくし、楽しい気持ちをキープするというのは、失恋したことを考えなくなるだけでなく、知識や技術の向上に繋がればあなたにとってプラスになります。
④ひとりカラオケなどで熱唱する
大きな声を出してスッキリするというのも恋の傷を癒すのにおすすめ。歌を歌うことは、失恋のモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれます。
たとえば、ひとりカラオケの大熱唱や、付き合ってくれる友人がいれば一緒に歌ってもよいでしょう。
一人でモヤモヤした気持ちを抱えているのではなく、吐き出すことで失恋に悩んでいた自分はなんだったのだろうと思えることもあります。ひとりカラオケの際は、どんより暗くなってしまう曲を歌うのもアリ。辛いのは自分だけじゃないと共感できてすっきりすることも。
⑤新しい恋を探す
「あの人より素敵な人なんているわけない」。失恋をしたての時はそのように感じてしまいますが、恋の傷を癒すのは、新しい恋が一番!友人の紹介、合コンや婚活パーティーなど、異性が集まる場所へいくのもアリ。早急に結婚を考えているのであれば、結婚相談所もよいでしょう。
いつまでも過去の恋愛を引きずって、気持ちを停滞させていては時間がもったいない。止まったままとなっているよりも、行動をすることでドキドキする気持ちや片思いのトキメキを思い出しましょう。
まとめ
失恋とひとくちに言ってもさまざまなシチュエーションがあります。失恋を経験した人は、大きな喪失感や虚無感だけでなく、ときには悲しみや怒りが混ざり合った複雑な気持ちに悩まされて、自分でもどうしたらよいのか分からないなんていうことも。
また、「こんな思いをするなら、好きになんてならなければよかった」と感じてしまい、失恋という体験が自分の中で大きくなってしまいます。そして、自分の行動を分析してしまうのです。
「もう、あの人のことは忘れよう」と思っても気づけば相手のこと、自分への嫌悪感、そんなふうにしてどんどん心を自ら痛めつけるようになってしまうでしょう。
失恋の痛みも苦しみの乗り越えた先に、また新たな出会いがあります。その人こそ運命の人かもしれません。
失恋から立ち直って素敵な出会いをしませんか?