「いい人だけど好きになれない」
「相手はすごく立派な人なんだけど恋愛気分になれない」
・・・婚活をしている女性からよく聞くのがこのお悩み。
「良い人だけどときめかなくて」「好きになれるかわからない」という言葉。
「好きでもないのに、このまま付き合ってもいいの?」
「相手に失礼ではない?」・・・
そんな疑問にお答えします。
婚活と恋愛の関係は…
1.「好き!」じゃなくても…
「まだ好きになってない人と交際した経験がある男女」は7割にも及ぶといいます。
理由はいろいろあるかと思いますが…「付き合っていたら好きになるかもしれないから」と考えて交際する人が多いようです。
好きではなくとも、「生理的嫌悪感があって無理」ということでもなければ、告白されてとりあえず交際したことがあるという人は多いんですね。
とくに女性は恋愛感情が盛り上がるのが男性よりもずっと遅いんです。最初に「ピンとこない」「全然ときめけない」のはごく当たり前のことと言えます。
2.「とりあえず」は悪いことではない
婚活は三回が勝負と言われており、だいたいデート三度目に交際の意思確認をされます。
はっきり言って、そこで「惚れた!めちゃくちゃ大好き!」というほうが少ないですよね。お相手の人となりや全体像を把握しだした段階だと思います。
どうしても無理でなければ、「お試しで付き合ってみる」ことは婚活では決しておかしいことではありません。
しだいに仲良くなれるかもしれないですし、やっぱり違うと思えば断れば良いのです。
3.目的をはっきりさせる
婚活は男女の間のことですから、どうしても「恋したい」という意識がある人は多いもの。
でも、婚活の目標は「結婚」です。婚活で「条件が良く、良い人で、最初からときめきを感じさせてくれて、向こうも自分を好きになってくれる」異性に出会う確率はどのぐらいでしょうか?
ドキドキやときめきが持続するのは最長三年で、それ以後は「愛情」に変化していくともいいます。最初のときめきを重視して、せっかく巡り合えた「いい人」を手放して良いのでしょうか?
出会いたてはあまり気持ちが盛り上がらなくても、何度か会っているうちにいろんな面を見つけたり、好意を持てる部分が見つかったり、ときめきや情が湧いてくることはままあります。
「ドキドキさせてくれる相手」よりは「自然体の自分で一緒にいられる相手」を見つけるほうが、長い人生、幸せになれるかもしれません。
恋愛を楽しみたいのか、平穏な結婚生活を望むのかを切り分けて考えてみましょう。
まとめ
「自分を好きになってくれる人」「居心地のいい相手」が最高のパートナーと言われます。
もちろん婚活で心の踊る恋愛をして結婚する人も多いでしょうが、そればかりに固執していると
せっかくあなたを愛してくれる大切な男性を逃してしまうかもしれません。
なにを重視するか、今一度自分の中で考えてみると未来につながる選択肢が見えてくるでしょう。