婚活パーティーでは、会話をしてみて気に入ったお相手にアプローチをします。でも会話が得意な方ばかりではありませんし、そこそこ得意という方でも、初対面の異性と話をするのは気疲れします。
会話ができるか不安だからといって婚活パーティーに参加するのをためらうなんてもったいないです!
こちらでは、初対面のお相手の心をつかむ会話術を心理学の言葉を引用してご説明します。
今注目のコールドリーディング
初めて会うお相手なのに、お相手のことを言い当てる(ようにみせかける)テクニックです。でも、手品のように正確に言い当てるのではなく、あいまいな質問をなげかけ、ぼんやりとした答えでもなんとなく納得してしまうように誘導し解釈させることです。
「ストックピール」と「ダブルバインド」を使う
ストックピール:誰にでも当てはまるような抽象的な傾向のこと。言われてみると「まあそうかも」と思ってしまう。
ダブルバインド:二重の拘束と訳す。相手に選択肢を与えてはいるけれども、どちらを選んでもこちらの思い通りだったように思わせること。
あるある話を~ではないですよね?と問う
例:「〇〇さんって、サバサバした面があるけど、意外と女性らしい趣味を持ってたりしないですか?」
よくある話をあいまいな聞き方で問います。選択肢を示してはいるけれどもYESとかNOとかの答えを知りたいのではなく、お相手の理解者であることをアピールするのが狙い。
どちらの答えを選んでも正解。「ほらこちらの思った通り」とし、こんな会話術でお互いの距離を縮めていきます。
お相手は「分かりにくい質問・・・」と思いつつも、初対面の方にそんなことは言えません。
しかもなんとなく当たっているので、「そうなんですよ」と答える方が大半。
この文の中の「サバサバした面がある」はだいたいの人に当てはまりますし、「女性らしい趣味を持ってたりする」のもだいたいの人に当てはまります。
お相手のよき理解者となれば、カップリングにも繋げられる
万人に当てはまるような事柄はたくさんあります。そんな内容でも「あなたのことを理解していますよ」というニュアンスで「~ですよね?」「じゃないですか?」と聞けば、すぐにお相手は反応。気分が上がり、会話のキャッチボールも弾みます。
特に相手が女性の場合、話の内容に共感することが大切。結論を急いだり解決策を提示するのはNG。気持ちよく話をしてもらえればお相手から一目置かれる存在になるでしょう。
心に宿る3つの心理が絡んでいる
このコールドリーディングには、人の心にある3つの心理をうまく利用しています。
中途半端な物事に対しストレスを感じて解決しようとする心理=補足性、情報を得た時に「自分だったらこうする」と無意識のうちに考える習性=
主体性、情報が入ってくると、具体的なイメージや関連情報が思い起こされること=具体性
この3つの心理が絡み合う質問と答えで、相手を理解しているように思わせます。お相手が心を開いてくれればこちらのもの。会話の主導権を渡し、お相手の理解者となることで安心して話を継続してもらえますし、好印象を持ってもらえます。カップル成立に近づくかもしれません。