晩婚化や晩産化が進み、生涯未婚率も上昇の一途をたどっています。
しかし、現代の若い人達はできれは30歳までに結婚したいと思っている人が増えているのだそうです。
福井県民は平均初婚年齢が全国よりも低い傾向があるそうです。
平均初婚年齢が低い福井県、男女ともに全国第3位の若さ
厚生労働省の調査によると、平成26年度の全国の平均初婚年齢は男性が31.1歳、女性が29.4歳。これに対し福井県では、男性が30.2歳、女性が28.7歳。全国平均よりも若く結婚する人が多いことが分かります。
晩婚化晩産化が進む中、今改めて若くして結婚することのメリットが叫ばれています。
若くして結婚するメリット
子どもを授かりやすい
「結婚するなら子どもが欲しい」こう考える男女は多いです。そうなると、生殖機能が優れている状態で妊娠出産をするためには、やはり20代がベスト。35歳を過ぎるてから初産を迎える人を高齢出産と定義しています。
もし28歳で第一子を授かった場合、第二子や第三子も視野に入ってくるでしょう。しかし第一子を38歳で産んだ場合、第二子は生まない、あきらめるという選択をする人も多いです。
また近年多く報道されている不妊治療のこともあるでしょう。不妊治療でも35歳過ぎると妊娠率がぐんと下がります。年齢が上がるほど不妊治療をしても結果が伴わないことが分かっています。
菅内閣になってから不妊治療の保険適用の話が持ち上がっていますが、適用になるのは2年程先であろうとされています。さらに年齢制限や回数制限を持たせるとのこと。
子どもを持ちたいのだったら早く結婚したほうが絶対にいいのです。
体力のあるうちに子育てができる
子育てには大変な体力や精神力を使います。共働きが増えた現代、仕事と子育ての両立は想像以上にしんどく、夫婦だけではできないと思った方がいいでしょう。
その点福井県は3世代での同居率が多く、親戚や近所の人達とコミュニティが確立されているため、よい子育て環境が整っています。また持ち家率も高く、自然も多く残っており、子育てにはとてもいい環境が整っていると言えるでしょう。
保育園の待機児童数も少ないですし、送り迎えも車でできたりと便利です。
子どもにお金がかかる年代でも現役で働いている
例えば41歳で子どもを授かった場合、子どもに最もお金がかかる頃には定年を迎えています。今は定年は65歳に引き上げている企業も多いですが、45歳を過ぎる頃にはだんだんと給与も下がり始めるのが一般的。関連会社に出向していたり、嘱託社員や契約社員となっていたりします。
子育てが一段落した時に自分もまだ若い
子育てが一段落して親自身もこれから第二の人生を楽しもうとしたとき、自分が若ければいろいろなことに挑戦できます。
例えば26歳で子どもを産んだ場合、大学卒業する22歳では親は48歳。もし41歳で子どもを産んだ場合は親は63歳です。48歳と63歳では大違いです。